タグ「ポプラディア」が付けられているもの

 11月17日、探究学習の頼もしいアイテム『総合百科事典ポプラディア』の第三版が発売されたのにあわせ、出版社ポプラ社に開設された百科事典活用ナビ「Hello!ポプラディア」で、本校の「みらいクリエイト科」の授業での活用事例が紹介されました。

 新しいことを自分の力で調べ、知ることができる楽しい学習体験を、これからもたくさん重ねていきましょう。

 【活用事例】探究の時間が2倍に、高等学校での百科事典の活用に積極的に取り組む(学校司書・伊達深雪さん)

 12月、3年生の選択講座「地理A」では、昨年、学校図書館出版賞大賞を受賞したポプラディアプラス『世界の国々』(全5巻)を活用した探究授業が行われました。
 この本は、公的に認められている世界のすべての国について最少でも見開き2ページ以上であらゆる情報が収録されている資料集です。授業内容は、資料の版元であるポプラ社の編集者による研修をアレンジしたもので、生徒たちは各々目次から「全然知らない国」を1カ国選び、「もし自分が2週間後にその国に旅行に行ったら、どんな服装で行くか?土産は何にするか?」や「もし自分がその国に永住するとしたら、どんな仕事をするか?」など、各国の気候や産業や文化などについて本から知識を得たうえで、自分事として論理的に検討し、その結果を発表し、意見を交流するなどディスカッションを行っていました。
 知識に裏付けられた意見交流は、聞いている側も知らない国について想像がしやすく、何カ国も旅してきたかのような感慨をおぼえる授業でした。



 1月には、同シリーズの『日本の地理』(全7巻)も活用して、丹後地方も視野に入れて同様の授業が行われました。
 この冬も新型コロナウイルスが猛威を振るい、なかなか卒業旅行も計画できない今日この頃ですが、本の世界から想像の旅に出てみるのもなかなか楽しい旅路になりそうです。「地理A」を選択していない生徒も、ぜひこの地理探究旅に挑戦してみてください。