文化財建造物を保存し、その歴史的な価値を維持していくためには、一定の期間ごとに適切な修理を行っていく必要があります。
文化財保護課では、国及び府に指定・登録された文化財建造物について、修理に関する助成や指導を行っています。また、国指定文化財(国宝・重要文化財)の保存修理のうち、国庫補助を受けて行われるものについては、文化財所有者からの委託を受けて京都府教育委員会が運営を行っています。
ここでは、当課が行っている保存修理事業について御紹介します。
修理の現場
事業年度 | 文化財の名称 | 文化財の 種別 | 所在地 | 工事種別 |
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平成28-令和9年 | 本隆寺(本堂ほか) | 重文 | 京都市上京区 | 半解体修理 |
平成30-令和7年 | 東福寺(常楽庵客殿(普門院)ほか) | 重文 | 京都市東山区 | 半解体修理ほか |
令和1-6年 | 良正院(本堂及び表門) | 重文 | 京都市東山区 | 半解体修理 |
令和2-8年 | 大徳寺(方丈及び玄関ほか) | 国宝 | 京都市北区 | 半解体修理ほか |
令和2-8年 | 妙法院(庫裏) | 国宝 | 京都市東山区 | 半解体修理 |
令和3-5年 | 石清水八幡宮(摂社狩尾社本殿) | 重文 | 八幡市 | 解体修理 |
令和2-5年 | 広隆寺(桂宮院本堂及び講堂) | 国宝・重文 | 京都市右京区 | 屋根・部分修理 |
令和2-5年 | 松殿山荘(修礼講堂及び事務所ほか) | 重文 | 宇治市 | 屋根・部分修理 |
令和3-5年 | 杉本家住宅(主屋及び附高塀) | 重文 | 京都市下京区 | 屋根・部分修理 |
令和3-6年 | 真宗本廟東本願寺(阿弥陀堂門ほか) | 重文 | 京都市下京区 | 屋根・部分修理 |
令和3-4年 | 八坂神社(蛭子社本殿ほか) | 重文 | 京都市東山区 | 屋根・塗装修理ほか |
令和3-4年 | 竜吟庵(方丈ほか) | 国宝・重文 | 京都市東山区 | 屋根・部分修理 |
令和4年 | 安楽寿院(五輪塔) | 重文 | 京都市伏見区 | 解体修理 |
令和4年 | 藪ノ内燕庵(燕庵ほか) | 重文 | 京都市下京区 | 屋根・部分修理 |
令和4-6年 | 地主神社(本殿ほか) | 重文 | 京都市東山区 | 屋根・部分修理ほか |
令和4-5年 | 荒見神社(本殿) | 重文 | 城陽市 | 屋根・部分修理ほか |
令和4-5年 | 神護寺(大師堂) | 重文 | 京都市右京区 | 屋根・部分修理 |
令和4-5年 | 善峯寺(多宝塔) | 重文 | 京都市西京区 | 屋根・部分修理 |