ふるさとまつり

ふるさとのページ

11月4 日にふるさとまつりが開催されました。今年度は、「コロナ禍で気付いたこと、学んだこと、それぞれが感じたことを竹キャンドルに込め、ふるさとを想い、日常の平和を祈り、みんなで集う喜びを分かち合うひとときを過ごそう」をテーマに掲げ、新しい試みで開催するふるさとまつりとなりました。

この日のために、子どもたちは学校で先生と「竹キャンドル」を制作しました。クレヨンで自由に絵を描き、好きな色を塗り、自分だけのオリジナル竹キャンドルを完成させました。当日、LED のキャンドルをセットして、「ふるさと」の文字になるように並べていきます。

制作のための竹は、地域の方々にご協力いただきました。竹を切り出し、キャンドルサイズにカットして、全校児童のために本当にたくさんの竹を準備していただきました。

森本遺跡も竹キャンドルで幻想的にライトアップされました。同日の午前中には森本遺跡顕彰祭も執り行われました。森本遺跡は遺跡保存会の皆さんが代々受け継ぎ大切に守り続けています。

体育館では、地域学校協働本部さんと図書ボランティアさんコラボのオリジナル紙芝居「三つ目かんのんさま」が上映されました。この紙芝居は、地域にまつわる民話の資料から地域学校協働本部の皆さんが中心となって脚本化し、図書ボランティアの方々と協力して紙面の制作をされたという、全てが手作りの貴重な紙芝居です。大きなスクリーンに映し出されて迫力満点。森本にもまつわるお話に、みんな真剣な眼差しでした。そして、友達や家族と、学校で一緒に観ることができて子どもたちは大喜び。とても特別な時間が過ごせました。

ふるさと文字を撮影するため、ドローン専門のカメラマンの方も来ていただきました。上空からのふるさと文字は、どのように見えるのでしょう。みんなの竹キャンドルを並べてつくった、「ふるさと」のキャンドル文字がこちらです。

見事に「ふ」「る」「さ」「と」の文字が灯されました。向日市の街の夜景、校舎、森本遺跡の灯り…そしてふるさとのキャンドル文字が組み合わさって、温かみあふれる「ふるさとの灯り」となりました。

楽しい時間はあっという間でしたが、子どもたちは最後まで元気いっぱいに過ごしました。保護者の方にも参加いただけるふるさとまつりは久々となりましたが、たくさんの方々にお集まりいただき、今年度のふるさとまつりを無事に終えることができました。
開催にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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