6年生の総合的な学習の時間では、「大山崎未来学」というテーマで学習を進めてきました。
この活動では、子どもたちが自分たちの住む大山崎町について、歴史や文化、自然、交通などを調べ、町の魅力や課題を見つけます。そして、「どうすればもっと住みやすい町になるのか」「どんな魅力を発信できるのか」を考え、発表やパンフレットづくりを通して地域に提案します。
調べ学習では、インターネットや資料だけでなく、町の歴史資料館の見学や現地調査、インタビューなど、実際に地域に出て学びました。
子どもたちの発表の様子







発表では、CANVAのプレゼンテーション機能を使い、調べた内容をわかりやすくまとめました。
写真やグラフ、イラストを効果的に取り入れ、見やすいスライドを作成することで、聞き手にしっかりと伝わる発表を目指しました。
また、アニメーションやデザインテンプレートを活用し、視覚的に工夫されたプレゼンテーションは、子どもたちの創意工夫が光る内容となりました。
「どうすれば相手に伝わるか」を考えながら発表を準備した姿は、まさに総合的な学習の時間のねらいに沿った学びでした。
この学習を通して、子どもたちは
- 地域の魅力や課題に気づく力
- 情報を整理し、発信する力
- 仲間と協力して課題を解決する力
等の資質・能力を身につけました。
総合的な学習の時間の本質は、学習指導要領で示されているように、「自ら課題を見つけ、主体的に調べ、考え、まとめ、表現する活動を通して、よりよく生きるために必要な資質・能力を育成すること」にあります。
今回の「大山崎未来学」は、まさにこの本質に沿った学びとなりました。
地域の魅力や課題を自分たちで見つけ、調べ、発信し、「持続可能な社会づくり」という現実的なテーマに取り組んだ経験が、今後の大山崎町を支える大きな財産になることを願っています。