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高等部のコース制について
 高等部では、「生活デザイン」「就労デザイン」の二つの学習コースを設置しています。共通することは、「生徒の自己選択・自己決定」に基づいて、高等部の学習内容を準備し、希望に応じた卒業後の進路実現をめざすことです。
 コースの選択が、入学時から卒業後の進路選択を限定するものではなく、最近の労働、福祉施策の多様な変化を積極的にとらえ、幅をもって選択できるようにしていきます。
 そして、細かなグループにわけるのではなく、コースの枠組みを大きくして、卒業後の暮らしや仕事をしていく上で必要となる内容を、生徒一人一人のニーズに応じて、生徒の可能性を引き出しながら、実践を積み上げていくためのコースが選択できるようにしていきます。
*デザイン : 「創造する  設計する  企画する」(プロセスを大事にしていく)
生活デザインコース 就労デザインコース
 様々な社会資源や必要な支援などを享受し、「主体的」に生きていく力(生活する力、働く力)を育てることを優先します。「働くこと」を意識し学習することで、健康に生きる力、生活する力、支え合う力等の大切さを学びます。
 『働くこと=労働』ではなく、生活していく上で必要とされる手指の操作性、体勢の保持や変換する力、感情を調節する力、コミュニケーション力などを高め、就労、療育・訓練、休憩、余暇など変化ある生活スタイルをデザインしていくことを学んでいきます。
 就労形態は多様になっていますが、長時間の就労に向かえる様々な力(*)を育てていくことを学習していきます。また、就労後の趣味や余暇活動などを含め、地域・家庭生活を一人で、あるいは、必要な援助や福祉制度を享受する力をデザインします。
*就労に向かう力とは
就労意欲、コミュニケーション能力、手指の操作性、作業の持続性、身辺自立度(交通機関の利用を含む)、体調管理、金銭管理等を働く、リフレッシュを含め必要と思われるすべての「力」を考えています。