学校生活

 

 本校ボクシング部は、リングがなく、決して練習環境に恵まれている訳せはありませんが、ここから世界選手権大会に出場し、オリンピック強化指定選手になった選手や、全国大会で優勝する選手を輩出してきました。

 進路の面でも有名大学に進学し、ボクシングを続ける人も多数います。また社会人になっても、部活動から培った粘り強さと礼儀正しさによって、それぞれ成功の道を切り開いています。

 練習は短時間の高密度で質の高い内容を実施し、対戦経験を積むために全国各地への遠征も取り入れています。さらに、東宇治スポーツクラブの協力を得て、本校以外の小学生~大学生が練習に参加しているため、学校や世代を超えて活動を行うことができます。

 

 7月27日(水)より高知県南国市立スポーツセンターにて全国インターハイボクシング競技会が開催され、翌日の一回戦にウェルター級の永川諒岳が出場しました。佐賀県の選手と対戦し、判定により惜しくも初戦敗退となりましたが、京都チーム一丸となって全国の舞台で戦うことができたのは、一生の思い出になったと思います。これまで応援いただいた関係者の皆様に感謝いたします。

 

 6月17日(金)~19日(日)、西宮香風高校にて第45回近畿高等学校ボクシング選手権大会が行われ、ライトフライ級で岡﨑丈瑠が第3位、ウェルター級で永川諒岳が準優勝となりました。永川諒岳については7月27日~8月2日の期間に高知県南国市立スポーツセンターで行われる全国インターハイにウェルター級で出場します。引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

 

 5月14日(土)~15日(日)、京都廣学館高校にて京都府高等学校ボクシング選手権大会(インターハイ予選)が行われ、ライトフライ級で岡﨑丈瑠が準優勝、ウェルター級で永川諒岳が優勝し、6月17日(金)~19日(日)に西宮香風高校で行われる近畿高等学校ボクシング選手権大会への2名の出場が決まりました。全国インターハイ出場に向けて頑張って参りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

 

 8月7日(土)から13日(金)までの期間、福井県営体育館にて令和3年度全国高等学校総合体育大会ボクシング競技会が行われ、補助員として本校ボクシング部の2名が参加しました。徹底した感染対策の中で、福井県の選手や他府県の選手と一緒に設営や撤去作業、競技中の計時、合間の練習等を行い、充実した日々を過ごすことができました。来年は選手としてこの舞台に立ち、今回出場できなかった悔しさや、運営や支援していただける方々への感謝の気持ちを忘れず、精一杯挑んでもらいたいと思います。

 コロナ禍の中、このような機会を与えてくださった福井県関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。