学校生活

 

 7月12日(月)に第103回全国高等学校野球選手権京都大会2回戦の京都すばる高校戦がわかさスタジアム京都にて行われました。

 試合前、OBが相手投手に似せた練習ということで、何度もバッティングピッチャーをしてくれました。卒業後も母校への思いを形としてチームに還元してくれる、本当に硬式野球部にとって大きなことですし、莵道高校にはそういったOBがたくさんいることが魅力です。


【選手権大会 2回戦】


莵 道 300 206 000 = 11

すばる 001 420 111 = 10

(莵)渡辺、中村、武田、山田、矢島、吉田 - 栗原 (す)江原、橘木、南庄 - 岡本


 初回、先攻の莵道の先制パンチが決まります。1番村山(3年 黄檗中出身)のレフト前ヒットをきっかけにチャンスを作り、5番栗原(3年 宇治中出身)がレフトオーバータイムリースリーベースヒットを放ちます。続けて6番藤後(3年 男山三中出身)もタイムリーヒットを放ち、3点を先制します。

 その後は、取って取られての苦しいシーソーゲームとなりますが、守備では6人の投手のマシンガン継投でなんとかピンチの芽を摘んだり、最少失点に抑えたりするなど全身全霊の投手陣の投球が光りました。精神的にも非常にタフな投手陣で、よく投げ切ってくれました。

 勝負を決定づけたのは6回表、1死満塁から4番の辻(3年 男山三中出身)が勝ち越し2点タイムリーヒットを放ち、京都すばるを突き放すことができました。

 今大会は有観客の開催になります。選手にとっては秋季・春季大会ともに無観客開催であったので、今大会の観客の方々が本当に選手にパワーを与えてくれました。保護者の方の前でハツラツとしたプレーを見せる選手の姿に熱い想いを感じました。

 次戦は7月16日(金)鳥羽高校戦(太陽ヶ丘球場 9:30PB)です。選手たちは気合十分!見せてやりましょう、莵道の底力を!