学校生活

 

 1月も終わりにさしかかっていますが、まだまだ寒い日が続きます。寒風が吹き、雪がちらちら落ちる中でもセンサーカメラはずっと動物を待ち構えているわけですが、そんなデータを回収したところ、嬉しい写真が撮影されていました。

 毎年、今の季節に撮影される動物、キツネです。文字通り「きつね色」のスマートな体に、シュッとした顔、長くて先端だけ白い尻尾、まさにキツネといった感じで写っていました。

 昨年も一昨年も、キツネは3学期にだけ撮影されています。普段撮影されないのは、学校林のある山の反対側がゴルフ場になっているため、草原性の動物であるキツネはそっちにいるからだと考えられます。もしかしたら今の時期は、餌を探して学校林の方までやってきているのかも知れません。

 いずれにせよ、今年もキツネが撮影されて嬉しい限りです。ただ最近は、タヌキが撮影されなくなっているなど、学校林の哺乳類相に少し変化が起こっているような感じがします。キツネは今後も学校林に来てくれるのか、動向を見守っていきたいですね。