2021年1月アーカイブ

1月22日(金) 機械技術科3年生の課題研究発表会を実施しました。
発表会では、3つのグループが発表を行いました。生徒たちが3年間で学んだ技術・知識を形にする、まさに学びの集大成の発表です。
発表内容は次の通りです。

◆「チーム修繕」・・・ 学んだものづくりの技術を活かし母校に役立てたい。サッカーゴール、ラグビーベンチ、野球場のネット・ライトを修繕、改良などリサイクルに取り組みました。
◆「ゴーカートの製作」・・・学校のイベントに活用できる作品を作り役立てたい。イベントに参加した親子が楽しめる 楽しい乗り物を企画・製作しました。
◆「空飛ぶ車いす」・・・古くなった車いすをリサイクル 海外の人たちに役立てたい。タイヤの交換、部品の取り換えなど 心を込めて再生した車いすを世界に届ける取組です。

発表後の講評では、森下校長から「これから社会に出て仕事をする中で、どんな困難・課題に出会うことがあっても 創意工夫をする心を忘れずに活躍してほしい」との激励の言葉をいただきました。

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 工学探究科は、ものづくりを学びながら理工系の大学への進学を目指す学科で、今年度の3年生も香川大学創造工学部や同志社大学理工学部など、四年制大学理工系学部に推薦入試で多数合格しています。
 1月19日(火)、工学探究科3年生の課題研究発表会を、来賓1名に制限するなどの感染防止対策につとめながら実施しました。
発表会では、西田和史副校長の「この発表会が今後君たちにとって大きな財産となることを期待します」という開会挨拶の後、各グループが発表を行いました。
新型コロナウイルス感染症拡大によりさまざまな制約がある中で、工学探究科3年生の5つのグループが学びを止めずに「課題研究」の授業で取り組んできた成果概要は以下の通りです。

災害探査ロボット・・・ハードウェア班とソフトウェア班にわかれて作業を分担し、無線操作可能で障害物も乗り越えることのできるロボットを製作しました。

コンピュータネットワークセキュリティの研究・・・ハッキングされる状況下やハッキングの仕方を学ぶことにより、セキュリティに対する知識と防止技術を研究しました。

移動式ゴミ箱の製作・・・生活を便利にするために、レゴマインドストームとArduinoを利用して遠隔操作型と巡回型のロボットを製作しました。

学科紹介映像の制作・・・動画・静止画像の編集技術やHTMLとCSSを使用したページの制作技術を研究しました。

排水浄化システム・・・学校から排出される汚水の処理・再利用を目指し、生物の残存日数を増加させる研究をしました。

 また、本校と連携協定を結んでいる大阪産業大学の高浪龍平准教授を招聘し、「良い発表だった。with コロナでの気づきから考えていった取り組みが多かったように感じる。人間は考える生き物なので、常に何かを考え続けてほしい」という講評をいただきました。

1月15日(金) 機械技術科全学年の生徒を対象に、「令和2年度京田辺市地域貢献企業表彰式及び市長講義」を開催しました。

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 京田辺市との連携事業の一環として実施されています。

 特に、3年生については、3年間の連携事業による取組の締めくくりの行事として位置づけています。

 開催に当たっては、コロナ禍における緊急事態宣言の発令もあり、最新のICT技術を活用し、京田辺市役所と本校を「Zoom」を使ったリモートで実施しました。

 参加した生徒たちは、表彰式では、これまでお世話になった事業所様への感謝の気持ちを再確認し、また、上村市長の講演からは、地元である京田辺市の市勢、産業等について、より理解を深めることができました。

 本年度の京田辺市との連携事業について、一部、紹介いたします。

京田辺市企業交流会 機械技術科3年生(令和2年7月9日(木))

 京田辺市商工会CIKビル キララホール

『工場見学』機械技術科2年生(令和2年1130日(月))

 (株)ニチダイ 工場見学 「Zoom」を使ったリモートで実施

社長講義 機械技術科1年生(令和2年1222日(火))

  ・(有)岩本製作所 『代表取締役 岩本俊樹 様』

  ・伸栄工業(株)『代表取締役 榊田未央 様』

  ・ダブルクラッチ(株)『代表取締役 中本浩司 様』

  より、事業内容、工業技術を学ぶ心構えなどを御講義いただきました。

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 工学探究科は、ものづくりを学びながら理工系の国公立四年制大学や難関私立大学への進学を目指す学科で、今年度の3年生も香川大学や同志社大学に合格しています。
 3年生工学探究科で情報系選択者12名が、若年技能者人材育成支援のITマスター講習を12月15日、12月22日、1月12日の3回にわたり、新型コロナウイルス感染症拡大防止につとめながら受講しました。
 今回の講習では、情報セキュリティについて学び、実際にデータを守るための技術や様々なコマンドを扱いネットワーク上の情報を集めて情報を推察する技術、バッファオーバーフローが起きる原因と対策について学びました。

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