校長あいさつ

IMG_1094.JPG 久美浜高等学校ホームページを御覧いただきありがとうございます。

 本校は、明治35年に熊野郡立農林学校として設立され、大正12年に京都府立久美浜農学校と改称されました。昭和23年4月に京都府立久美浜農業学校となり、同年11月に京都府立久美浜高等学校となりました。平成10年度入学生からは総合学科に改編し、今日に至ります。明治、大正、昭和、平成、令和と時代が変わっても、常に地域とともに歩んできました。今年度創立119年目を迎える本校の卒業生は現在13,939人で、丹後地域をはじめ京阪神並びに全国各地で活躍されています。久美浜高等学校としては現3年次生が最後の生徒ということになりますが、良き伝統は京都府立丹後緑風高等学校久美浜学舎に継承されていきます。

 校内を巡ると、歴史と伝統の重みを感じさせるものが至る所にあります。校長室の窓からは、久美浜農学校と久美浜高等学校の校歌板が見え、生徒昇降口前では、大正13年10月に久美浜農学校の改築移転記念樹として植えられた「桜・ソメイヨシノ」が満開となっています。例年ならば、待っていてくれたのかと思えるほど、ちょうど始業式や入学式のタイミングで満開を迎えるのですが、今年は開花が早く、咲き誇っている様子を生徒達が目にするのは難しいかもしれません。

 落ち着いた環境で小規模校の良さを生かしたきめの細かい指導を行い、「生徒一人一人が輝ける学校」、生徒・保護者・教職員・卒業生・地域の方々など学校に関わる誰もが「誇りを持てる学校」にしていきたいと考えておりますので、本校教育活動への御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

 ホームページでは、学校行事、特色ある取組や生徒の活躍などをわかりやすくお伝えしますので、是非御覧ください。また、京都府立丹後緑風高等学校久美浜学舎1・2年次生も同じ校地で学んでいます。京都府立丹後緑風高等学校のホームページも御覧ください。

令和3年4月1日
校長 横嶋 裕子