京都府立東舞鶴高等学校

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令和6年7月

ごあいさつ

京都府立東舞鶴高等学校   
校 長  田中 重春   

 今年も猛暑の夏がやってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。京都府立東舞鶴高等学校のホームページを閲覧いただきありがとうございます。
 東舞鶴高校は、創立から80年以上の歴史と伝統を持つ学校です。卒業生の皆様は、地元舞鶴市はもちろん京都府、さらには広く日本・世界の各地で、政・官・財界の各分野で御活躍になり、その発展に貢献しておられます。また、本校教職員の中には本校卒業生が各世代に渡って数多く在籍し、地域の皆様との重要なつなぎ役にもなっています。

 さて、東舞鶴高校では、今年度より高等学校としての存在意義、期待される社会的役割そして目指すべき高等学校像を定義したスクール・ミッション「国際教育や実践的・体験的な教育推進する普通科を設置する高校として、地域の関係機関と連携した授業や探究活動を通して、確かな学力を身に付け、持続可能な地域社会づくりを担う人材を育成する」をベースに、特色・魅力ある教育の実現に向けた方針としてスクール・ポリシーを策定し、教育活動を推進しています。
 そのスクール・ポリシーのうち、育成を目指す資質能力に関する方針として、「①生徒が、学びに向かう力と何ごともあきらめず挑戦する態度を身に付けられるようにする」、「②生徒が、社会とつながる意欲と社会の中で自らを活かし社会に貢献できる知識や技能を身に付けられるようにする」、「③生徒が、積極的に人とつながろうとする人間性とそれを支えるコミュニケーション力を身に付けられるようにする」の3つを掲げています。
 これらを受け、昨年度から引き続いて「夢 Be ambitious」のキャッチフレーズのもとで生徒一人ひとりが「夢を見つけ 夢を育み 夢を実現させる」、つまり「自分らしさ」や「本当になりたい自分」を自分の力で追求できる(自走できる生徒を育成する)高校として、さらに地域の中の高校として、持続可能な地域社会づくりを担う人材育成し、地域に夢を与えられる高校として教育の推進に努めています。

 授業や学校行事で学校設定科目や総合的な探究の時間を中心に内容をバージョンアップし、地域との連携を一層進めています。また、6月に行われた体育祭では、生徒考案による競技を一部取り入れ、その運営も生徒が担うことで、自分事として全学年が心から楽しめる内容となりました。生徒たちの笑顔と仲間を熱心に応援する姿に私自身もエネルギーを与えてもらった1日でした。
 部活動では、5月の両丹高校総体では男子バレーボール部上級3位、卓球部男子上級準優勝、バスケットボール部女子上級3位、ソフトテニス部女子上級3位、卓球部女子下級準優勝と健闘してくれました。全国高等学校総合体育大会予選ではソフトテニス部、卓球部、バドミントン部が府大会出場を果たしました。さらに、ボート部女子ダブルスカル(二人乗り)1組が8月8日から長崎県で行わる全国高等学校総合体育大会に出場します。また、書道部からは7月31日から岐阜県で開催される全国高等学校総合文化祭書道部門に出展します。そして硬式野球部が7年ぶりに京都大会で1勝をあげました。

 「山は樹を以て茂り、国は人を以て盛んなり」という言葉がありますが、これを学校に当てはめるなら、「学校は生徒を以て盛んなり」と言い換えることができると思います。1学期はまさに3年生を中心に生徒たちが学校生活を充実させ、授業・学校行事や部活動で「学校は生徒を以て盛んなり」を体現してくれた学期となりました。

 このような東舞の「今」を、日々更新されるホームページでぜひ御覧ください。また、8/6(火)・7(水)に開催する夏の体験セミナーには、今年もたくさんの中学生・保護者等の皆さんが参加をしてくれます。ぜひ、このような機会に生徒らの魅力的な姿を直に御覧ください。なお秋には、第2回体験セミナーや体育系・文化系の部活動体験、さらには文化系部活動の発表会である東高展を大々的に開催しますので、夏には都合が合わなかったという方はぜひお待ちしています。
 PTA、同窓会等の皆様をはじめ、すべての東舞に関わる皆様におかれましても、なにとぞ引き続きの御理解、御支援を賜り、本校にお力添えを頂きますようよろしくお願い致します。