令和8年4月8日 1学期始業式式辞

つい数日前までは満開だった桜も、今は花びらの絨毯を作って、私たちを迎えてくれています。皆さんの元気な顔に再び出会い、本日から令和8年度が始まることをとてもうれしく感じています。

まず、2・3年生のみなさん、進級おめでとうございます。

皆さんが生活している毎日には、目には見えない「節目」という日があることは、昨年度も話をしました。学校でいうと始業式は大切な節目です。その大切な節目の1学期の始業式、学校の一年が始まるとても大切な今日、みなさんに本年度特に意識してほしいことを3つお話ししたいと思います。

一つ目「自ら学び、共に考え、深めること」 【自立・自律】

与えられた知識を吸収するだけでなく、自ら目標を掲げ、主体的に学んでほしいと思います。「主体的に学ぶ」とは、自ら「どのように学ぶか」を描き、見通しを持って粘り強く取り組むことです。その過程では、自分と向き合い、律する力―「自律」が欠かせません。計画通りに進まない時や困難にぶつかった時こそ、自分をコントロールし、試行錯誤を繰り返すことで、学びは本物になります。一人ひとりが、「自立・自律した学びの創り手」として、誰もが成長を実感しあえる弥栄中学校を、創っていきましょう。

二つ目 「一人一人の違いをよさとして認めあい、支えあい、高めあうこと」 【尊重】

「自分と違う考えを尊重する」「相手の立場を想像して考える」ことの大切さは、皆さんもすでに十分理解しているはずです。しかし、日々の生活の中でそれを形にするのは、時に難しいこともあるかもしれません。自分の意見や思いを否定されることなく、安心して話し合えるとことから「安心感」が生まれます。自分とは違う考え、自分とは違う個性、それらを一人ひとりの「よさ」として尊重しあえる。それぞれの違いや個性の連なりが全校の「絆」となり、思いやりあふれる、誰にも優しくあたたかい弥栄中学校を創っていきましょう。

三つ目 「目標を持ち挑戦すること」 【挑戦】

挑戦には二つの側面があります。一つは、自分の「ワクワク」を信じ、得意なことや興味があることに全力で飛び込む【やりたいことへの挑戦】。もう一つは、「苦手だな」と思うことでも、その先に新しい自分がいると信じて一歩踏み出す【自分を成長させるための挑戦】です。どちらも、皆さんにとって等しく価値のある挑戦です。目標を決めたら立ち止まらず、「どうすれば達成できるか」を具体的に実行していきましょう。もし上手くいかなくても、それは「成長のためのボーナスタイム」です。失敗や停滞は、次の成功へのヒントが詰まった「チャンス」です。自分自身で振り返り、別の方法で再挑戦する粘り強さこそが、皆さんの力になります。よりよい未来に向かい、次の一手を見つめる「フィードフォワード」の精神で、一人ひとりの「やってみよう」をみんなで励ましあい、助け合い、喜びあい、全校で支えあう活気あふれる弥栄中学校を創っていきましょう。

 明後日は29名の新入生が入学してきます。全校98名、みんなで、【自立・自律】【尊重】【挑戦】の目指す姿に向かい成長しあう、素晴らしい学校生活をみなさん自身で創り上げることを期待して、1学期始業式の式辞とします。

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