第11回Area Studyを実施しました

 12月9日(土)に第11回Area Studyを実施しました。
 Area Studyは1年生希望者対象に年間12回、土曜日に行われる特別授業です。

 今回の講師は京都産業大学外国語学部アジア言語学科インドネシア語専攻の澤井志保先生でした。
 前半はインドネシアとはどういう国なのかについて、地理的、言語的、宗教的特徴などに触れながら説明していただきました。多くの言語が話されており、それによって約300ものエスニックグループに分けられていること、宗教も多様であることに多くの生徒が驚いていました。多様性を受け入れる風土からは、日本も学べることが多いと感じました。また、日本企業も多く進出しており、日本との社会的なつながりが深いことがわかりました。
 後半はインドネシア語とはどういう言語なのかを実例を通して教えていただきました。アルファベット表記であり、ローマ字読み対応でき、動詞の活用がないなど、外国語として学びやすそうだという感想が多くありました。
インドネシアやインドネシア語を学ぶために、クイズも用意していただき、楽しみながら学べる講義でした。澤井先生、ありがとうございました。

◎生徒の感想
・インドネシア語の文法、表記、発音について楽しく知ることができた。
・たくさんの学びがあって、インドネシアに行ってみたいと思った。
・インドネシア語には発音のかわいい単語が多くて、他にも調べてみたいと思った。
・インドネシアは宗教の相互理解が大切にされている国だと分かった。
・多民族国家であることは、単に宗教が存在するだけでなく、インドネシア人の根底にある、相手を尊重する精神にもつながっているのだと思った。

Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。

2023年12月14日|新着情報のカテゴリー:園高ニュース