12月3日(金)に「通級指導教室担当者研修会Ⅱ」を開催しました。各小中学校の通級指導教室担当教員21名の参加がありました。
今回は、大阪医科薬科大学のオプトメトリストであり、京都府スーパーサポートセンター府専門家チームの委員でもある奥村智人様をお招きし、「視機能・視覚認知等に弱さがある児童生徒の理解と支援」という内容で講義をしていただきました。
講義では、「視力と視機能・視覚認知」や「合理的配慮」、「ビジョントレーニング」等について演習も交えて学びました。
受講者からは、「視機能・視覚認知についてのことはよく知らなかったので、今回の講義で少し知ることができました。困難さを持っている子ども達は、いろんなことが重複しているので、よく観察してその子に合わせた支援をしていくことが大切だと思いました。」、「見え方が気になる児童は通級指導教室にも通常学級にもいるのですが、今回のお話を聞いて眼球だけの問題ではないことが分かり、様々な観点からアセスメントしていくことが大切だと思いました。」、「通級をしていない児童への支援・理解のためにも、通常学級の担任の先生への情報提供・共有に努めていきたいです。」などの感想が寄せられました。