6月9日(木)に「通常学級担任のための発達障害理解研修会Ⅰ」をオンラインで開催しました。各小中学校の通常学級担任など25名の参加がありました。
今回は、昨年度にもお世話になった京都府スーパーサポートセンター府専門家チームの委員である桃山学院教育大学の松久眞実教授をお招きし、「居心地の良い学級づくりを目指して つながり広がるクラスの輪」という内容で講義をしていただきました。
講義では、支援が必要な子へのアプローチだけでなく、周りの子たちにどのように言葉かけをしていくかということや、具体的な方法等について、事例も交えてお話をしていただきました。また、チャットも使いながら受講者からの質問にも答えていただきました。
受講者からは、「支援が必要な子も安心して過ごせ、もっている力を発揮することができるよう居心地のよい学級を作っていきたいと改めて思いました。」、「居心地の良い学級を作ろうと思うと、人とのつながりが大切だと改めて感じました。子供たち同士で繋がりなさいと言って繋がれるわけではなく、そこで担任がどんな手を差し伸べることができるのか、その手立てを教えていただき、勉強になりました。」、「思い出ギャラリーについて、早速実践しました。椅子が机の中に綺麗に入っている写真を見せると、その日の放課後、綺麗にみんな整理されていました。さっそく効果があったのでこれからも写真を使って褒めていきたいと思います。」などの感想が寄せられました。