令和4年度 特別支援教育コーディネーター研修会を開催しました

 6月13日(月)に「特別支援教育コーディネーター研修会」をオンラインで開催しました。各小中学校の特別支援教育コーディネーターなど36名の参加がありました。

 今回は、京都府スーパーサポートセンター府専門家チームの委員である関西学院大学の菅原伸康教授をお招きし、「校内の組織作りと児童生徒の見取り」という内容で講義をしていただきました。

 講義では、「校内でのコーディネーターの役割」や「担任への支援」、「外部との連携」等についてお話をしていただきました。また、合理的配慮について事例も交えて具体的に教えていただきました。

 受講者からは、「セルフアドボカシースキル(自分の状態を自分で説明できる力・自分が必要とする支援を他者に求められる力)を高めていくことの大切さを感じました。自分が今困っていることを説明し、必要とする支援を他者に求めることができるよう、小学校から積み上げていくことが、将来その子にとって大切な力となることを考えさせられました。」、「合理的配慮では、できる・できないではなく、話し合う中でどこが着地点なのかについて、お互い話し合うことの必要性を確認する事ができました。」、「読み上げや監督者による口述筆記が認められた例が実際にあることが分かり、LDの児童に積み重ねている日々の支援が活かされることをうれしく思いました。」などの感想が寄せられました。

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