令和4年度 通常学級担任のための発達障害理解研修会Ⅱを開催しました

 8月4日(木)に「通常学級担任のための発達障害理解研修会Ⅱ」をオンラインで開催しました。各小中学校の通常学級担任など15名の参加がありました。 

 今回は、第一回目でもお世話になった京都府スーパーサポートセンター府専門家チームの委員である桃山学院教育大学の松久眞実教授をお招きし、「安全で秩序のある学級づくり~集団を育てるための学級づくりのフェーズ~」という内容で講義をしていただきました。

 講義では、ハード面だけでなくソフト面での特別支援教育の重要性、学級づくりを3つのフェーズで考えて学級集団を育てていくこと、学級の中に静寂をつくることの大切さなどについて教えていただきました。

 受講者からは、「先生の失敗談と私の失敗経験が重なり、自分の行動を振り返って考えることができました。」、「今回の講義を受けて、ユニバーサルデザインの授業づくりに関心を持ちました。個別の支援はもちろん必要ですが、集団への支援をより細かく準備しておくことで、個別の支援が必要でない児童にとっては、よりわかりやすい授業になりますし、個別の支援が必要な児童にとっては、あと少しの支援で授業に参加できる状況がつくれるというのを聞いて、二学期に挑戦してみたいと思いました。」、「以前、松久先生の講義に参加した際も『静と動の作り方』や『叱り方のコツ』などを聞き、実践してきたつもりでしたが、今日改めて自分を振り返ることができました。」などの感想が寄せられました。

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