10月12日（火）に乙訓総合庁舎で「第１回外国語教育リーダー養成研修会」を実施しました。管内小中学校から１１名の教員が参加しました。
まず、講義・演習で、小・中・高接続の視点を踏まえ、学習内容の高度化を図った言語活動の在り方をワークショップ形式で行いました。受講者どうしで英語でのスモールトークを体験しながら、「会話の継続をするために必要なコミュニケーション・ストラテジーの積み上げ」、「中間指導による会話内容の変容」、「言語活動についての具体的なフィードバック」、「よい活動をしているペアによるモデルトークの共有」など、『Learn By Using＝英語を使いながら学ぶ』ための指導の在り方について理解を深め、そこから自分が担当している学年に必要なことを見つめ直しました。
次に、自校における外国語教育の課題を３つ挙げて、グループの中で共通してみられる課題に対して、仮説を元に具体的なアプローチを考え、授業の中にどのように取り入れるかについて協議をしました。どのグループにおいても、大変熱心に課題解決のための方策を考えている様子が見られました。
通年で３回シリーズでの研修で、第３回研修会では模擬授業交流を予定しています。次回の第２回研修会では、第１回研修会で協議した内容を元に、模擬授業交流に向けての指導プランを考えます。受講された先生方の課題意識をもとに、主体的に取り組める研修会となるようにしていきます。
受講の様子