9月9日(火)、特別支援学級担任等研修会Ⅱを開催しました。各小・中学校の特別支援学級担任33名の参加がありました。
本研修会は、特別支援学級における学習指導・学級経営等について理解を深め、特別支援教育の充実を図ることを目的としています。
向日が丘支援学校の自立活動支援担当の小柳あゆみ様、向日が丘相談・支援センターの地域支援コーディネーターの高田昭子様、塩見朋子様から「アセスメントに基づく自立活動」という内容で講義をしていただきました。まず、実態把握を行う上で背景要因を的確に把握する大切さを学びました。次に、流れ図に沿って指導すべき課題の整理についてワークを通して理解を深めました。最後に、教材体験をグループで行い、課題を設定する意図について考えることで、実際の自立活動について具体的に学ぶことができました。
参加者からは、「自立活動を考える際は、児童一人一人の実態に即したものでなければならないと改めて考えました。その為に適切な実態把握・アセスメントをしていくことを大切にしたいと思います。」、「自立活動の個別の指導計画は作成するだけでなく、そこからどのような指導を行うかを話し合う機会にしていくことが大切だということを学びました。たくさんの課題がある中で、課題を抽出し、課題同士の関連を考え、中心的な課題の特定をしていくことが必要であることが分かりました。」などの感想が寄せられました。
