7月28日(月)に「令和7年度子どもの育ちと学びをつなぐ研修会Ⅰ」を開催しました。管内小・中学校教員28名の参加がありました。
本研修会は、幼児期の教育を踏まえた小学校教育への円滑な接続に向けて、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を共有するとともに、幼児期の発達について理解を深め、学びの連続性を踏まえた接続期カリキュラムの改善・発展に向けた見直しを行い、個々の児童へのより具体的な指導につなげることを目的として開催しています。
研修会では、まず始めに幼児教育を踏まえた義務教育への円滑な接続に向けての課題提起を行いました。その後、グループ協議を行い、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を生かした2学期以降の学習活動について計画しました。また、各校のスタートカリキュラムを基に、1学期を振り返り、来年度に取り組んでみたい活動等を考え、更にスタートカリキュラムを発展させるよう取り組みました。
受講者からは、「架け橋期の大切さについて改めて感じました。年長からスムーズに子どもたちが、接続していくために、もっと連携を深めて、どんなことを経験してきたか、小学校での学びに生かせるかを考えていかなければならないと感じました。」、「子ども主体の遊びから学びの基礎を培っている子どもたちなので、1年生でもその好奇心や意欲の芽をつぶさず、楽しく学べるように工夫したいと改めて思いました。」、「架け橋期を、いかにスムーズにつなげられるか、幼児期での経験を生かし、小学校で『考える』、『試す』、『工夫する』ことを意識していきたいと思います。」などの感想が寄せられました。
