6月23日(月)に「通常学級担任のための発達障害理解研修会Ⅰ」を開催しました。管内小・中学校より27名の参加がありました。
本研修会は、通常学級で支援の必要な児童生徒(主に発達障害)に対する具体的な対応・指導方法について学ぶことを目的としています。
今回は、「教室の中の気になる子ども」をどのように考えて支援する必要があるか課題提起を行いました。その後、京都府スーパーサポートセンターコーディネーターの中村さや香先生に「通常の学級における特別支援教育とは」と題して、学級の中で特別な支援を必要とする児童・生徒を適切にアセスメントし、どのように支援を行う必要があるかご講義いただきました。その後、グループで演習を行いました。
参加者からは、「様々な困り感をかかえた子たちに対して肯定的な注目をしたり、ほんの少しでもできたところ、やろうとしているところを見てほめたりするということが大切だと改めて気づかされました。」、「子どもの望ましくない行動を見たとき、その場面のみで判断してしまうのではなく、行動の背景に目を向けることが大切だということが分かりました。その子ども自身も困っていることを知り、一緒に解決策を考えていくことを心がけていきたいです。」などの感想が寄せられました。
