5月8日(木)に乙訓総合庁舎で「令和7年度特別支援学級担任等研修会Ⅰ」を開催しました。管内小・中学校の特別支援学級担任等37名の参加がありました。
本研修会では、「特別支援学級の授業づくりとは」という趣旨説明を行い、特別支援学級における教育課程の編成について考えました。また、向日が丘相談・支援センターの塩見朋子地域支援コーディネーター、高田昭子地域支援コーディネーターに「個別の指導計画と自立活動」と題して講義をしていただきました。個別の指導計画・個別の教育支援計画について説明いただいた後、児童の実態を適切に把握した上で作成するポイントを学びました。その後、「特別支援学級における教育課程の中に自立活動を位置付ける必要性」及び、「一人一人の困難さの背景・要因を丁寧にアセスメントした上での自立活動の課題設定・内容設定のポイント」について学びました。また、学級の子ども達の様子の交流やグループワークを行いました。
参加者からは、「個別の指導計画や個別の教育支援計画の必要性を理解しました。一人一人をよく見て実態把握すること、できていないことだけでなく、得意なことや強みを理解することが大切なのだと分かりました。」、「特別支援学級の概要や、自立活動の内容についてよく分かりました。担任している児童達の実態把握に努め、オーダーメイドの自立活動を構築していきたいと思います。」、「自立活動を大切にしたいと思っていたが、それが学習の土台となりその取り組む姿で成果がわかるというお話を聞き、今後も意識して計画作りをしていきたいと思いました。」などの感想が寄せられました。
