2月5日(水)に、長岡京市立中央公民館において、「令和6年度子どもの育ちと学びをつなぐ研修会Ⅱ」を開催しました。
本研修会は、幼児教育施設の教職員及び小・中学校教職員が一堂に会し、幼小連携・接続の重要性や義務教育9年間を見通した指導のあり方を学ぶとともに、互いの教育方針・目標及び指導内容等について交流し合うことを通して、教職員に求められる資質能力の向上を図ることを目的に開催されているものです。
今回は、國學院大學 人間開発学部 子ども支援学科 吉永 安里 教授をお招きし、「『やってみたい』から始まる架け橋プログラム」と題して御講演いただきました。また、「架け橋期『こんなことをやってみたい』」をテーマに、グループ協議・交流を行いました。
参加者からは、「子どもにとって、『やってみたい』と思えるような心地良く安心できる雰囲気であることが、自ら動き出したくなる気持ちに繋がると思いました。子どもと一緒に考えることや、子どもが決めて実行する経験の積み重ねの大切さも感じました。」、「『やってみたい』といった気持ちから子どもたちの思いや考えを伝え合い、主体的に実践していく姿を大事にしていきたいと思いました。」、「幼保・小・中をつらぬく大事な指針が、『興味や主体性を引き出すこと』だと学び、そのことに沿った授業をデザインしたいです。」などの感想が寄せられました。
今年度も、中学校教員や行政担当者の参加があり、幼児教育と義務教育の連携・接続の重要性や育ちの連続性を意識した指導のあり方について校種を越えて、共通認識や交流ができました。
