第3回授業デザイン力養成研修会を実施しました

2月28日(金)に乙訓総合庁舎で「令和6年度 第3回授業デザイン力養成研修会」を実施しました。管内小・中学校から17名の教員が参加しました。
 はじめに、第1回、第2回研修の振り返りとして、学習指導要領改訂の考え方や評価について再確認しました。その上で、主体的な学びを充実させるという視点から、授業や単元のおわりに行う「振り返り活動」の在り方について確認しました。
 次に、各受講者が、「単元デザインシート」をもとに実際に行った授業実践の交流を行いました。交流の中では、授業者が、身に付けさせたい資質・能力に焦点を置き、単元全体を見通して授業をデザインしたときのポイント(主体的・対話的で深い学びを意識した箇所や評価方法等)について伝えました。また、各実践の成果と課題について交流する中で、今後の授業改善の視点についても交流することができました。
 最後に、各受講者が3回シリーズの本研修会を通して学んだことや気づいたことを振り返る中で、今後の授業実践における具体的な展望などについて考えました。受講者の感想には「研修で学んだことを生かして、自分の担当している教科で、単元ごとに学習計画を伝えることができた。」、「この会がなければ、ゆっくりと立ち止まることがなかったであろうことについて、考えるきっかけになった。」、「本校の校内研修において、先生方に伝えるために必要な知識を得て考える機会となった。」などとあり、有意義な学びの機会となったことが伺えました。
 全3回の研修会を終え、受講された先生方には、ぜひこの研修会で学んだことを活かし、「目標-指導-評価の一体化」が実現された授業を更に波及していただくことを期待しています。

 

受講の様子

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