第2回授業デザイン力養成研修会を実施しました

11月29日(金)に乙訓総合庁舎で「令和6年度 第2回授業デザイン力養成研修会」を実施し、管内小・中学校から15名の教員が参加しました。

 はじめに、第1回研修会の振り返りとして、単元や授業をデザインするときの大切なポイントについて、「乙訓の学び」リーフレットの内容を踏まえながら、再確認しました。また、学習指導要領では、児童・生徒として今必要な力だけではなく、将来大人になったときに力強く生きていくために必要な力の育成も示していることを踏まえて、改めて各教員が作成している単元デザインの目標を確認しました。

 受講者は、評価について正確に理解することが、適切な評価につながることを踏まえ、評価に関しての基本的な考え方や評価の種類について確認するなど熱心に研修に参加していました。受講者からは「評価についての理解が進み、自信を持つことができた」、「いろいろな評価の視点から改めて授業改善に取り組みたい」などの感想が寄せられました。

 最後に、各受講者が作成し、実際に授業に用いる「単元デザインシート」を持ち寄って交流協議を行いました。交流協議では、改めて丁寧に単元を構想するにあたり、工夫したことや悩んでいることなどを伝え合いました。その上で、単元デザインについて共通点を見いだしたり、違う視点からの指摘や提案からヒントを得たりするなど、有意義な時間とすることができました。他校種や他教科の教員と協議することで、新たな発見や視点を得たという声が多くありました。

本研修会は3回シリーズの研修です。第3回では、授業実践をもとに、それぞれの単元デザインの振り返りと研修会全体の振り返りを行う予定です。

研修会の様子

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