5月14日(火)に乙訓総合庁舎で「令和6年度特別支援学級担任等研修会Ⅰ」を開催しました。管内小・中学校の特別支援学級担任等31名の参加がありました。
本研修会では、向日が丘相談・支援センターの中村さや香コーディネーター、高田昭子コーディネーターに「個別の指導計画と自立活動」と題して講義をしていただきました。始めに個別の指導計画について、アセスメントに基づく作成ポイントを学びました。その後、「自立活動の教育課程上の位置付け」及び、「一人一人の困難さを丁寧にアセスメントした上での課題設定・内容設定」について学びました。また、学級の子ども達の様子の交流や児童の行動・様子をもとにアセスメントを行うグループワークを体験し、自立活動の具体的な指導内容を計画する手順を確認しました。
参加者からは、「行動だけに目をむけるのではなく、その原因や背景を探り、その背景をもとに指導を考えたい。」、「個別の指導計画を作成時、アセスメントの内容・発達の視点を知ることで、どのような内容で作成していけばよいかが分かった。」、「自立活動を設定する際に、アセスメントをしっかりと行い、その子に必要な自立活動の指導内容を考えていかないといけないと思った。その際に流れ図を使用したい。落ち着いているときの様子を支援のヒントにつなげていきたいと思う。」などの感想が寄せられました。
