令和6年度学力向上対策会議「確かな学力育成セミナー」を開催しました

 8月8日(木)に「確かな学力育成セミナー」を大山崎町体育館で開催しました。このセミナーは、優れた教育実践を学ぶことを通して、「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の資質・能力の三つの柱について理解を深め、確かな学力の育成に向けた授業改善に取り組むことを目的として開催しています。
 セミナーでは、「何のために授業をしているか?」という課題提起を行い、授業そのものについて考える時間としました。また、京都大学大学院教育学研究科の石井英真准教授をお招きし、今年度は「資質・能力を育成する授業を構想するポイント」と題して講演をしていただきました。講演では、「みんなで集まって学ぶことの意味とは?」、「学びが深まっている姿とは」などについて、具体例も交えながら授業づくりで大切なことをお話しいただきました。
 受講者からは、「課題提起から講演を通して、改めて自分の授業実践について振り返りながら学ぶことができました。」、「出口の姿をイメージすること、授業を動詞で振り返ることなど、わかりやすかったです。『今日の一時間の学習で何ができるようになるか』『今日学んだことが日常生活のどんな場面で使われているか』ということを深めていきたいと思いました。」、「『材に没入する』『共同注視』『動詞で見る』『ゴールの姿をイメージする』といったキーワードは、自分の授業実践を振り返る時に具体的にイメージがしやすく、今後も意識していきたいポイントだと思いました。」などの感想が寄せられました。

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