令和5年度子どもの育ちと学びをつなぐ研修会Ⅰを 開催しました

 

 8月2日(水)に「令和5年度子どもの育ちと学びをつなぐ研修会Ⅰ」を開催しました。
 本研修会は、幼児期の教育を踏まえた小学校教育への円滑な接続に向けて、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を共有し、自校の接続期カリキュラムの改善・発展に向けた見直しを行い、個々の児童へのより具体的な指導につなげることを目的に開催されているものです。
 今回は、具体的な交流を通して「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」のとらえ方について理解を深めることができました。また、幼小接続について先行研究をしている学校の取組動画から、子どもの気持ちに寄り添う支援を考えることや一人一人の子どものもつ不安定さの要因を探ること、実態に合わせてカリキュラムを変えていくことなどが接続期の子どもたちにとって大切であることなどを共通確認することができました。
 受講者からは、「『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』を軸においた学習計画を作っていきたい。」、「育ちと学びを豊かにつなぐために、スタートカリキュラムを学校内で討議、共有していく必要があると思った。」、「保幼小の連絡会があり、幼児教育施設の先生に学校に来ていただいて交流しているが、小学校の先生が幼児教育施設に行かせてもらう機会があればと思った。」などの感想が寄せられました。 
 受講者の先生方には、本研修会での気付きや学びをもとに、各校において幼児期の教育を踏まえた小学校教育への円滑な接続を推進していただきたいと思います。

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