第3回 授業デザイン力養成研修会を開催しました。

 2月26日(月)に乙訓総合庁舎で「令和5年度 第3回授業デザイン力養成研修会」を実施しました。管内小・中学校から19名の教員が参加しました。  

 はじめに、主体的な学びを充実させるという視点から、各授業や単元における「振り返り活動」の在り方について確認しました。  

 次に、各受講者が、実際に「単元デザインシート」をもとに行った授業実践の交流を行いました。交流の中では、まず授業者が、単元全体を見通して授業をデザインしたときのポイント(身に付けさせたい資質・能力や評価方法等)について伝えました。その後、確実に単元のゴールへと向かうための工夫や、主体的・対話的で深い学びを実現するために実践したことなどについて交流しました。また、各実践の成果と課題について交流する中で、今後の授業改善の視点についても話し合いました。  

 最後に、各受講者が3回シリーズの本研修会を通して学んだことや気づいたことを振り返り、今後の授業実践における具体的な展望などについて考えました。受講者の感想には「単元デザインシートの作成は、本研修を受講することで経験することができ、貴重な機会となった。同時に自身の授業を見直すことにつながった。」、「自己の実践を基に、授業デザインについて考えを深められたことと共に、他校の先生方と主体的で対話的な実践交流ができて良かった。」、「中学校の先生と話す機会はほとんどないので、今回互いに行っている授業について話せてよかった。今学んでいる学習が中学にこう結びついていくんだなと実感できた。」などとあり、有意義な学びの機会となったことが伺えました。  

 全3回の研修会を終え、受講された先生方には、ぜひこの研修会で学んだことを活かし、「目標-指導-評価の一体化」が実現された授業を更に波及していかれることを期待しています。  

受講の様子

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