12月5日(火)に乙訓総合庁舎で「令和5年度 第2回授業デザイン力養成研修会」を実施しました。管内小・中学校から21名の教員が参加しました。 はじめに、第1回研修会の振り返りとして、単元や授業をデザインするときの大切なポイントについて、「乙訓の学び」リーフレットの内容を踏まえながら、再確認しました。 次に、各受講者が作成し、実際に授業に用いる単元デザインシートを持ち寄って交流協議を行いました。交流協議の中では、まずデザインシート作成者が、単元全体を見通して授業をつくる中で工夫したことや悩んでいること等について伝えました。その後、よりよい単元デザインにするために、グループ内で活発に意見を出し合いました。小学校と中学校の先生が一つの単元について考えたり、教科の壁を越えて考えたりする必要がありましたが、「目標-指導-評価」を一貫して捉え考えるという共通認識のもと、どのグループも有意義な話し合いの時間を持つことができました。 最後に、評価について確認しました。評価に関して、基本的なことを確実に理解することで、適切なタイミングで適切な評価を設定することができます。自身の単元デザインに効果的な評価を設定するために、受講者の皆さんはメモを取るなど、真剣に講義を受けていました。 本研修会は3回シリーズの研修です。第3回では、授業実践をもとに、それぞれの単元デザインの振り返り、また、研修会全体の振り返りをする予定です。
受講の様子
