第3回外国語教育リーダー養成研修会を実施しました

2月2日(木)に「第3回外国語教育リーダー養成研修会」を実施しました。

 はじめに、「子ども達に身に付けさせるべき資質・能力」というテーマで講義と演習を行いました。学習指導要領に示される目標が小学校から高等学校までどのように高度化しているか、それぞれの段階の特徴は何かなどについて見つめ直し、その目標に向かうための授業デザインに必要なことについて協議をしました。

 続いて、「CAN-DO達成のための単元構想を具体化し、ストーリー性のある授業をデザインする」というテーマで実践交流を行いました。「CAN-DOリストや単元のゴールとの関連」「教科書や教材の題材との関連」「言語活動で身に付けさせたい力」「子ども達の変容や取組の様子」「実際の評価」などについて、具体的な実践をもとに学び合いました。

 最後に、全3回の研修のリフレクションとして、「外国語の授業デザインにおいて大切なこと」について、キーワードをあげて交流しました。「CAN-DOリストの活用」「小中高接続」「ゴールイメージ」などのキーワードが多く挙がっていました。 

 受講者からは、「多くの先生方と意見交換し、子どもに英語を指導するために必要な資質能力とは何か考えることができました。特にパフォーマンステストは様々な形態があり、子どもの実態を把握しながら、目的場面状況を取り入れた意味のある言語活動でなければならないと再認識することができました。」「子ども達に身に付けさせたい力を明確にし、実現できるような学習内容、授業内容を計画しなければならない。『やっていないことはできない』を肝に銘じたい。」などの感想が寄せられました。

 全3回の研修会はこれで終了となります。受講された先生方には、ぜひこの研修会で学んだことを自校や地域に発信していき、乙訓管内の外国語教育の推進に努めていただきたいと思います。

受講の様子

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