通級指導教室担当者研修会Ⅱを開催しました

 12月9日(金)に「通級指導教室担当者研修会Ⅱ」を開催しました。各小中学校の通級指導教室担当教員26名の参加がありました。

 5月に引き続き、京都府スーパーサポートセンター府専門家チームの委員である関西医科大学リハビリテーション学部の加藤寿宏教授をお招きして事例検討会を行い、様々な助言をしていただきました。

 受講者からは、「事例の研究を通して、アセスメントに基づく適切な支援をどのように行うか、様々な視点から考えることの大切さが分かりました。今回は中学生の事例から将来を見据えてどのような視点で支援するか(自己決定の重要さもふくめて)ということは、今後の指導・支援に生かしていきたいです。」、「アセスメントをしていく際、たくさんの目で見ていろいろな人で考えていくことはとても大切だと思いました。」、「子どもを理解するときに全体像をつかんでいく作業が大切だと思いました。いろいろな方面からその人のことを見ていくことで、さらに詳しく分かるし、対応策も見つかると思いました。中学生になると、自己解決する力を付けていくことにも注意していくことが大切だと知りました。」などの感想が寄せられました。

 今回の研修会で得た学びが、校内で児童・生徒を見取るときの力になっていくことと思います。今後も児童・生徒に寄り添った支援ができるように、研修を行っていきます。

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