第2回外国語教育リーダー養成研修会を実施しました

 12月2日(金)に乙訓総合庁舎で「令和4年度 第2回外国語教育リーダー養成研修会」を実施しました。
 はじめに、第1回研修会の振り返りとして、CAN-DOリストを授業において実際に活用しながら、児童生徒が外国語を使ってどんなことができるようになっているか具体的にイメージしたことと、各単元において取り組んでいる言語活動がつながっていることが大切であるということを再確認しました。
 次に、第1回研修会後に取り組んできた「単元構想の成果と課題」について実践交流を行いました。小学校と中学校合同でグループを作り、具体的な指導内容について熱心に交流する姿が見られました。小学校から中学校への高度化を踏まえた言語活動や、児童生徒自身が変容を振り返り、単元を通して学んだことが実感できるようにするための工夫など、多くの効果的な事例を共有することができました。
 続いて、効果的なフィードバックの1つとして、「誤った表現への対応」の演習を行いました。子ども達が誤った表現をした時に、説明的に誤りを指摘するばかりでは、「間違えないように表現しないといけない」と表現する意欲を下げてしまうことが考えられます。そこで、リキャスト*(下記の例を参照)などのように、コミュニケーションの中で自然に児童生徒が誤りに気付いて修正していけるようなフィードバックについて体験的に学びました。

●演習の内容(配布資料から一部抜粋)

 次回の第3回研修会では、今回の実践交流から見えてきた成果と課題を元に、CAN-DO達成のためにブラッシュアップすべきテーマを1つ決めて、授業実践で取り組んだことについて実践交流を行います。具体的な実践をベースに、効果的な指導と評価について学び合える研修となることを期待しています。

●受講の様子

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