確かな学力育成セミナー

 令和4年度乙訓学力向上対策会議「確かな学力育成セミナー」を開催しました

 7月29日(金)に「確かな学力育成セミナー」を長岡京市中央生涯学習センターのメインホールで開催しました。このセミナーは、優れた教育実践を学ぶことを通して、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の資質・能力の三つの柱について理解を深め、確かな学力の育成に向けた授業改善に取り組むことを目的として企画しました。

 セミナーには、京都大学大学院教育学研究科の石井英真准教授をお招きし、「今求められる学力と指導・評価の在り方」と題して講演をしていただきました。

 講演では、「『観点別評価』と『指導と評価の一体化』の意味」や「学力の質的レベル」、「日々の『わかる授業』を構想するポイント」などについて、具体的にお話しいただきました。

 受講者からは、「評価を中心に、子どもにどういう力をつければ良いか、そのためにどういう授業を創れば良いかについて、深く考えることができました。」、「習得から活用ではなく、活用から定着が豊かになるということがよく理解できました。授業を考える上で大切なことに気付けました。」、「確かな学力をつけるためには、指導と評価の一体化はもちろん、目標と指導の一体化を図り、授業の出口の子どもの姿をしっかりと想像した上で授業改善していく必要があると感じました。」などの感想が寄せられました。

 本セミナーでの学びを波及させ、管内各小・中学校における教育の一層の充実を図っていきます。

  【乙訓教育局による課題提起】      【石井准教授による御講演】
 

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