令和元年度京都府視覚障害者社会教育指導者研修会(乙訓会場)を開催しました

 9月20日(金)に長岡京市中央生涯学習センターで「令和元年度京都府視覚障害者社会教育指導者研修会(乙訓会場)」を開催しました。管内2市1町から約40名の参加がありました。 
 この研修会は、障害のある人が心豊かに生活できるよう、社会参加への促進を図るとともに、人権教育に携わっている社会教育指導者の資質向上を目指して開催しているものです。
 最初に、公益社団法人 京都府視覚障害者協会会長の田尻 彰様から「安全に、安心して歩きたい!=皆の願いを皆で実現するために!」と題してご講演いただきました。転落の危険性がある駅のホームや、点字がないため重要書類かどうかを判断できないことなど、日頃の困りごとを紹介し、「障害のある人とない人誰もが安心して暮らせる社会を一緒につくっていきたい。視覚障害者を見かけたらぜひ声をかけてほしい。」と呼びかけました。 

 

 次に、日本茶インストラクター協会京都支部の4名のインストラクターから「宇治茶の淹れ方講座」と題して、おいしいお茶の淹れ方について体験研修をしていただきました。
 2人一組で宇治玉露を淹れる体験をし、お茶の香りと味をじっくり味わいました。心穏やかな時間を参加者全員で共有することができました。

 参加者からは、「講演のお話が大変分かりやすく、視覚障害の方の現状がよくわかり、ボランティアに少し興味もわきました。」、「障害のある方へのサポート、まずは第一歩を踏み出す勇気を持ちたいと思いました。」、「お茶の味わい方に感激。お茶の葉を初めて食べました。」などの感想が寄せられました。

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