令和4年度2学期終業式 式辞

1年で最も長い2学期も終業式をむかえました。期間の長さ以上に、内容が盛りだくさんで充実した2学期。それぞれが「自分には良いところがある」と自信や達成感、そして確かな手ごたえを感じたのではないでしょうか。

「自分には良いところがある」そんな思いをたくさん感じたでしょうが、中でも「一番」と言われたらなら、どの場面になるでしょうか。「周りを大切に受け入れた」「周りから受け入れてもらった」場面とはどの瞬間でしょうか。最も「自ら意欲的に学んだ」ことは何になりますか。節目にあたり自分自身の頑張りを振り返ってほしいです。

厳しい暑さの中、中間テストからスタートした2学期。定期演奏会でのブラスバンド部の感動的な演奏、体育祭、駅伝チームは丹後ブロック・京都府大会と男女全員の思いとともにタスキを繋ぎ元気と勇気を与えてくれました。その勢いにのり1・2年生が秋季大会で大活躍。また、学習においても、総合的な学習の時間で箱石浜での海岸清掃「拾ってつなぐ丹後の海」(1年生)や職場見学・体験学習(2年生)、福祉体験学習(3年生)等の体験活動や講話を実施。その他、能の公演やネットモラル講習会、心肺蘇生法講習、人権のつどいでのパラリンピック出場選手による講演等、第一線で活躍される方の力もお借りし、充実した学習を行いました。大宮学園(大宮中学校区保幼小中一貫校)の取組でも、体育祭活動での交流(保育所・こども園)や部活動・授業体験(小学校6年生)、小学校でのあいさつ運動と充実しました。

皆さんの活躍は、Kyotango Sea Lobo、「都市拠点の在り方」ワークショップ、IoTブロック「MESH」を使ったプログラミング授業等、「広報京丹後」やケーブルテレビでも紹介していただきましたし、部活動や作文・コンクールでも多くの入賞が見られました。そして、何よりも全校の皆さんそれぞれが「自分には良いところがある」と感じていると思います。あらゆる活動が中止や延期されずに実施できたからこそと感謝しながら、節目にあたり「自分には良いところがある」と感じた瞬間を確認してほしいです。

3学期も引き続き大宮中学校では「自分のこと」「周りの人のこと」「自ら意欲的に学ぶこと」の3つを大切にします。先生たちも皆さんの「がんばろう」という気持ちを引き出し高める指導を目指します。誰にとっても居場所となるような居心地のよい大宮中学校、よりよい大宮中学校を皆さんで創っていきましょう。

例年より少し長い1月9日までの17日間の冬休み。有意義に過ごした皆さんが元気に登校し、3学期のスタートが素晴らしいものとなることを楽しみにし、式辞とします。

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