校長より

「奮」~さらに羽ばたく1年へ~

 2月になりました。福知山近辺では、大荒れの天候とならず、穏やかな日々が続いています。
 また、12月と違って、感染症の猛威にさらされる、という状況にも至っていません。この3学期、何とか安心安全が脅かされることなく過ごしたいと願っています。

 さて、3学期始業式で、村上の今年の漢字は「奮」だと伝えました。それぞれが内に持っている気力を奮い立たせてほしい、私自身も自らを奮い立たせる1年にしたいという気概です。
 ただ、昨年が、これまでの皆さんが、奮い立っていないからという理由ではありません。また、気力が見られないということでもありません。現に皆さんの頑張りや活躍は様々なところから見て取れます。そして、それらは、学校だより等で、紹介をしてきています。

 このたび、皆さんがチームや個人で受賞した盾やカップ、トロフィー、優勝旗を職員室前の展示ケース・台に展示しました。 それらはこれまで、校長室に並べていましたが、皆さんの頑張りの証をみんなで確認したい、分かち合いたい、という想いから、職員室前に展示することとしました。
 そして、校舎の廊下等には、皆さんが教科等や家で作成した作品が展示されています。美術部で作成した絵馬は、一宮神社に奉納されています。もちろん、人は成績や結果だけで評価されるべきではありません。
 ただ、こうした結果の紹介や作品の展示・掲示は、周りの人たちを喚起する、奮い立たせるものとなります。それぞれが何かを励みに、田の上でとり(隹)が大きくはばたくことを表す「奮」の字のごとく、さらにはばたく1年としてほしいと思います。