2015/10/03

今年度も恒例の文化講演会を下記のとおり開催します。多数の御来聴をお待ちいたします。

演題:『秀吉の見た伏見の景観』~指月城・伏見城・字治川・巨椋池~
講師:小林大祐 (京都文教大学総合社会学部専任講師)
パネリスト:羽田野聡子 (元京都市向島図書館司書)
日時:平成27年11月23日(月・祝) 13:30~15:30
場所:伏見区総合庁舎1階ホール
対象:一般市民
定員:先着180名様 入場無料 申し込み不要
主催:桃山同窓会、京都文教大学フィールドリサーチオフィス
共催:伏見区役所
協力:桃山高校PTA

伏見の地は、雄大な巨椋池の北に位置する水郷の地として平安時代には貴族の別荘が営まれていました。この景観を大きく変えたのが豊臣秀吉の大土木工事でした。太閤堤(小倉堤)を築いて奈良からの街道をつくり、槙島堤で宇治川の流れを変えて港を築きました。稲荷山から延びる丘陵の南端に指月の隠居城や伏見城を築いて城下町を整備しました。宇治川には豊後橋を架け、対岸の向島城で宴を開き、堤には二千本を超える桜を植えました。こうしてできた伏見の城は家康に引き継がれ、徳川三代の将軍宣下が行われるなど約30年の間、日本の中心となりました。秀吉が晩年の6年間を過ごした伏見の城と城下町の景観を歴史資料を見ながら妄想してみます。

チラシはお知らせPDFをご覧下さい。

 
 

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