9年一行は、グラバー園に到着しました。やっぱり、みんなに少し疲れが見えます。
グラバー園は、江戸時代に居留地だった頃の外国人住宅と長崎市内に点在していた洋館が集まっている所です。居留地とは、海外との交易が制限されていた江戸時代に、外国人が滞在した、出島や唐人屋敷のことです。
園の中に旧グラバー住宅があります。グラバーとは、トーマス・ブレイク・グラバーという人のことです。スコットランドの貿易商人で、幕末、長崎に西洋式ドックを建設するなど、日本の近代化に影響を与えました。旧グラバー住宅は、日本に現存する最古の木造洋風建築で、昭和36(1961)年に国の重要文化財に指定され、平成27(2015)年に「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産登録された構成資産の一つです。





さて、グラバー園内の石畳には、ハート型の石が三つ混じっており、「触れると恋がかなう」「二つ見つけると良いことがある」という「ハートストーン伝説」があります。昨年度の9年生は、全部見つけることができたそうですが、今年度はどうでしょう?
