火災を想定した避難訓練

 4月18日(金)に、令和7年度初の避難訓練を行いました。今回の目標は、「①緊急時の避難経路を確認し、安全に避難できる態度と能力を養う。/②火災発生時に児童生徒の安全を確保するため、教職員が適切な避難経路を把握し、児童生徒に適切な避難方法を指導する。/③火災発生時の職員の動きの確認を行い、迅速に対応できるようにする。」でした。

 「午前8時50分、教室棟2階の調理室より火災が発生し、火が収まらないため、児童生徒をグラウンドに避難させる。」という想定で行いました。当日朝に事前学習を実施し、避難経路・集合等注意事項を確認するとともに、火災による災害の恐ろしさを知らせ、口元をハンカチ等で押さえ、姿勢を低くして避難をするといった火災時の行動について指導しました。また、校舎内の移動中は、「お・は・し・も」(押さない・走らない・喋らない・戻らない)を守り、落ち着いて静かに行動するよう指導しました。

 避難が始まると、皆、大変静かに行動できていて、感心しました。

 各担任から教頭へ、教頭から校長へと避難完了の報告を行いました。3分台で避難報告までを完了しました。

 校長からは、「命を守るための訓練です。災害時は、一人の命も失ってはなりません。『静かに先生の話を聞く。』『ハンカチで口を押さえて低い姿勢で避難する。』『お・は・しもを守る。』この三つのことを守って、命が助かる行動をしましょう。」と話しました。

 訓練後は、「放送・連絡をしっかり聞いて、落ち着いた行動ができたか。」「安全に配慮し、自分の身を守る行動ができたか。」「避難場所に移動する時、『おはしも』が守れたか。」という点について各教室で振り返りをしました。

 結構厳しい基準で振り返っている児童生徒がいたようですが、命に関わる訓練なので、少々厳しめでもよいと思いました。災害は、いつ起こるか分かりません。念には念を入れて、平素からの備えをしてほしいです。

 火災時の行動について、是非ご家庭でも話題にしてください。

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