7年生が劇団四季の観劇に出発

 2月20日(木)に、7年生が劇団四季のミュージカル『ウィキッド』を観劇するために、大阪四季劇場に向けて出発しました。これは、福知山市立学校教育内容充実推進プラン「『響』プラン・F」の心の充実事業(「本物」の文化芸術体験の取組)として位置付けられています。

 事業内容は、市内中学校1年生が劇団四季のミュージカル鑑賞を実施するというものです。

 事業のねらいは、「①AI技術が高度に発達するSocietyソサエティ 5.0(サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会)時代に向かう社会情勢に鑑み、リアルな体験を通じて、身体や五感に触れて学ぶ機会を、市内すべての子どもたちに提供する。/②一人一人のよい点や可能性を活かし、多様な他者が異なる考え方を組み合わせ、様々な役割を果たしながら協働的に創りあげる舞台演劇をみんなで一緒に学ぶことをとおして、感動や学びを共有するとともに、多様な他者と協働した探求的な学びを進めていく機会とする。/③デジタル体験だけでは育成しにくい感性・情緒・想像力・表現力等を、リアルな文化・芸術体験をとおして実感的に学ぶ機会とする。」です。

 さて、『ウィキッド』について、劇団四季のホームページで、次のように紹介されています。これを読むだけで期待が膨らんでいきます。

「名作『オズの魔法使い』を、二人の魔女の視点から描いた『ウィキッド』。何もかも正反対の二人が心を通わせ、やがてそれぞれの道へと進んでいく物語には『自分の意志で道を決める強さ』や『違う生き方を尊重することの大切さ』といった、今を生きる私たちにとって重要なテーマが散りばめられています。一方で、エメラルド色の舞台装置、数百のきらびやかな衣裳、巨大なドラゴンや空飛ぶほうきなど、そのステージは夢と魔法の世界そのもの。そして、一聴しただけで心をつかまれる楽曲の数々。グラミー賞をはじめ数々の栄誉に輝いたその音楽は、二人の喜びや怒り、切なさ、そして強い決意を余すことなく表現し、観客の心に深い余韻を残します。老若男女すべての人に魔法をかける、驚きと感動の超大作ミュージカルを、どうぞお見逃しなく!」

 演劇は、たくさんの人たちが自分の得意なことやよさを活かし、様々な役割を分担し協力することで、一つの作品が完成します。どんな人がどんな役割を果たして演劇という作品を創り上げているのか、ということも見てほしいです。

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