6年租税教室

 7月9日(木)に、6年生対象の租税教室を行い、今年度も、有限会社510.rm取締役副社長の後藤様に来たいただきました。後藤様は、三和町ご出身で、菟原小学校、三和中学校の卒業生です。

 本時の目標は、「税金の大切さを知ろう。」でした。6年生にとっては、税金がどのように納められ、どのようなことに使われているかを知る絶好の機会となりました。

 「児童」である6年生は、税金を払うという概念がまだピンときていません。しかし、買い物した時にかかる「消費税」は、何となく分かります。では、「消費税がなくなったらいいかあった方がいいか、どちらですか?」と問われると、税金は、何となく大切なものだと思っているのか、「なくなったらいい。」に手を挙げた児童が少なかったです。

 そこで、アニメDVD『カノンとスバルの3つの願い』を視聴しました。「え?『マリンとヤマトの不思議な日曜日』は?」と思いましたが、『マリンとヤマト…』は、平成12(2000)年制作。令和4(2022)年に消費税額など、一部内容が修正されたとは言え、どうしても古さを感じていました。今回の『カノンとスバル…』は、令和8(2026)年1月から配信されている新しい映像教材ということが調べて分かりました。

 消防士の父、看護師の母、祖母と暮らすカノンとスバルのきょうだいは、公園で大地の妖精ハーズと魔法の帽子を助けます。「何でも願いをかなえよう。」という妖精たちの言葉に、スバルは、「税金のない世界にしてほしい。」と願います。すると、本当に税金のない世界になりますが、消防、学校、救急車、交番が有料化となっていました。また、ごみ収集、橋の修繕や信号機の修理などの公共サービスがなくなったことにより、町がごみだらけで、橋や信号機や橋が寸壊れたまま放置され、勝手に道路の通行税を徴収しようとする人までいました。困ったスバルたちは、再び妖精たちを探し、……という、『マリンとヤマトの不思議な日曜日』と全く同じストーリーでした。しかし、税金のない世界のお巡りさんが人間ではなくロボットになっているなど、現代的な改変が何か所も見られました。

 私たちの暮らしの中で税金がどのようなことに使われているかを学べる、よく分かる映像教材でした。

 

 税金は、「みんなが力を合わせて良い社会をつくるためにある」のです。ですから、学校を建てるのに15億円かかっても、プールに水を張るのに10万円かかっても、小学校から高校までの教育費に一人当たり1112万6,000円かかっても、そこに税金を使うことで、良い社会がつくれるのです。

 一人の国民が高校卒業までにかかるお金1,000万円の札束(重さのみ本物と同様)を見せていただくとともに、1億円が入ったアタッシュ・ケースを持たせていただきました。1億円の札束とケースで、何と30kgあります。せっかくの機会なので、全員が挑戦しましたが、その重さに驚いていました。お金の重みを文字どおり実感することができました。

 また、世界の珍しい税金にまつわるクイズを出題されました。「次のうち、実際にない税金はどれでしょう? ①ポテトチップス税 ②ソーダ税 ③ソーセージ税」どれだと思いますか?正解は、③のソーセージ税です。ということは、①②は、実際にあるのです。調べてみると、ポテトチップス税はハンガリー、ソーダ税はアメリカで、いずれも国民の健康対策として、「余り買わないように」という意図で導入されているようです。

 学習のまとめです。

①税金は、みんなが助け合って、より良い生活ができるために必要なもの

②今日勉強したことを家族のみんなにも話してみましょう!

③学校や学校の備品は、税金で買われたみんなの物です。大切に使いましょう!

 代表児童が、「税金は、大切なものだということが分かりました。」と述べ、全員で「ありがとうございました。」とお礼を言いました。

 後藤様、お忙しいところ、良い学習の機会をありがとうございました。

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