7月9日(木)に、公益財団法人日本公衆電話会の皆様による「公衆電話・災害用伝言ダイヤル(171)教室」を行いました。「公衆電話の利用の仕方や、災害時に被災地の安否情報を確認する「声の伝言板」(171)の利用方法を体験することにより、事件・事故・災害等から身を守るための一助とする。」というのがその目的です。



初めに、クイズ形式で、公衆電話について学びました。今回の学習に参加した3・4年生25人のうち、公衆電話を使ったことがあるのは、4人、比率にして16%でした。平成29(2017)年のNTT東日本の調査でも、小学生の15%が「使ったことがない」と回答しており、奇しくも同等の割合でした。公衆電話の使ったことがない理由は、携帯電話の普及によるところが大きいようです。



では、「三和学園の近くの公衆電話は、どこにありますか?」という質問には、「三和支所前」次いで、「『芦渕』交差点の近く」が出ました。あと一つは…?「『三和学園』標識の下」という、学園に一番近い公衆電話が最後に児童から出ました。児童のほぼ全員がスクールバスで登下校しているので、「三和学園」交差点標識下になかなか視線が向かないのかな?と思いました。



動画視聴による学習を行いました。公衆電話の掛け方、「110」「119」の緊急通報の掛け方、災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を学びました。
公衆電話の掛け方は、「とる!いれる!おす!」の三つ。即ち、「受話器を『取る』→お金かテレフォンカードを『入れる』→電話番号を『押す』」です。これは、シンプルで分かりやすかったです。
また、公衆電話には、緊急通報用電話へは無料、通信規制の対象外、停電時も通話可能、災害時無料化という四つの利点があることが分かりました。緊急時にとても役立つ電話であることが分かりました。



緊急通報の電話番号には、「110」(警察)、「119」(消防車・救急車)のほかに、「118」(海上での事件事故)、そして、「171」(災害用伝言ダイヤル)があることを教えていただきました。「災害用伝言ダイヤル」は、地震や噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供される声の伝言板です。
ということで、いよいよこの日のメイン、訓練機を活用した実機体験による学習に移りました。担任による手本を参考に、子どもたちが「171」「公衆電話」の体験を行いました。
「171」で録音できる時間は、30秒です。「もしもし、○○○○です。私は、無事です。怪我もしていません。お友達の○○さんと一緒に小学校の体育館に避難しています。」という例文に従って、録音し、その音声を聞いていました。






公衆電話は、実際に10円玉を使用し、本物と同じ電話機を使わせていただきました。公衆電話会の方が消防署員役となり、「事件ですか?事故ですか?」「住所を教えてください。」という質問に子どもたちが一生懸命答えていました。






日本公衆電話会の水田さんが、「家族で災害時での連絡方法を話し合っておいてください。」と言われました。これは、校内での防災学習でも繰り返し指導している内容と重なります。スマートフォンに慣れてしまい、自宅の電話番号や家族の携帯番号を知らない児童が増えています。是非ご自宅でも、災害時にどこに・どのように連絡するのか、などをご確認ください。
日本公衆電話会の皆様、大変良い学習の機会をありがとうございました。