6月24日(水)に、4年生が社会科の授業の一環で、環境パークと堀浄水場の見学に行きました。
平成15(2003)年7月に、循環社会づくりの意識付けを目指し、資源化・減量化を推進する工場部門と、修理再生や体験コーナーなどごみ問題への市民の関心を高めるための啓発部門をもつリサイクルプラザがオープンしました。また、最新技術を備えたごみ焼却施設、サンドイッチ工法(ごみと土を交互に埋立)により衛生的な埋立を行っている不燃物埋立処分場など、ごみ処理施設を1か所に備え、環境パークとして開場し、これまで多くの小学生が見学しています。
4年の子どもたちは、環境パークについての説明を聞くとともに、圧縮されたアルミ缶や一塊になったペットボトル、溶かして固められた発泡スチロールを見せていただきました。下の写真のように、コンパクトに固めることで、トラックに積みやすくなるとのことでした。これらが環境パークから搬出され、別の物にリサイクルされるということでした。



施設の見学では、まず、様々な機器を操作してごみを処理していく中央制御室を見学しました。モニターがたくさんあり、それらを見ながら忙しそうに働いておられました。


集荷場で、ごみの分別の様子などを見学しました。



焼却場の制御室も見せていただきました。ここでも、様々なモニターがありました。後で学習のまとめを行うために、たくさんの記録写真を撮りました。


ごみ収集車のごみは、深いごみピットに投入されます。ある程度の量になったら、それをごみクレーンで焼却炉に運びます。特別にごみクレーン操作室に入ることを許さました。大きなごみクレーンが動く様子を見て、とても喜ぶ子どもたちでした。



割れたガラスやバケツなどの化学製品は、不燃物埋め立て処分場で埋め立てられます。処分場の模型で説明を受けました。土の層、廃棄物の層と交互に積み重ねていくサンドイッチ工法という埋め立て方をしています。しかし、現在の処分場は、後17年で一杯になってしまうそうです。


環境パークに続いて、堀の浄水場で、どのようにして飲み水が供給されるのかを教えていただきました。
土師川と由良川から取り入れられた原水は、浄水場に送られ、いろいろな施設や薬品できれいな水につくりかえられます。屋上からタブレット型端末かざすと、濾過の水の流れが表示されるアプリを使わせていただき、とても分かりやすかったです。あと、屋上からの眺めが良かったです。



土師川と由良川にある取水井から、浄水場内の着水井といわれる施設に原水を取り入れます。着水井に入った水は、混和池で薬品と混ぜられます。この薬品は、濁りや汚れの粒子を大きくする性質があり、粒子を沈めやすくします。大きくなったにごりや粒子(フロック)は、形成池でフロック同士吸着し、更に大きなフロックとなり、次の薬品沈殿池で沈められ、汚れを取り除きます。 薬品沈殿池で沈まなかった小さな粒子などは、次の濾過池で、砂の層に通して取り除かれ、更にきれいにされます。
ここできれいになった水は、塩素消毒して、いったん浄水池に貯められ、送水ポンプで堀山配水池に送られます。配水池が高地にある理由は、加圧ポンプだけでは、送水する力が足りないからだそうですす。ここから、市内各所の高地に設けた配水池に送られ、配水池に貯められた水は、道路の下に張り巡らされている配水管を通り、家庭や学校に送られるのです。



浄水場内で処理された水には、塩素が入っています。いわゆる「プールの匂い」がします。塩素処理される前の水と、水道水の違いが一目で分かる検査の様子を見せていただきました。塩素に反応する薬剤を投入すると、水は赤く変色します。浄水場内で処理された水は、見事に赤くなり、子どもたちから感嘆の声が聞こえました。



今回の学習を通して、私たちの住む環境がいかにして維持されているのか、そして、これからの生活をどう改善したら良い環境を保全することができるのかを考えることができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。