6月22日(月)は1・2年と3・4年に、23日(火)は5・6年と7~9年に、全学年を網羅して非行防止教室を行いました。講師は、昨年度、一昨年度に引き続き、福知山警察署生活安全課人身安全・少年係スクールサポーターの鍋島様にお世話になりました。
各学年の目標は、1・2年「悪い行いと正しい行いを学ぼう!」/3・4年「悪いことは『くせ』になる前に改めよう!」/5・6年「忍法『こんなことをすると捕まるよの術』の巻」/7~9年「危険を見抜く力を持とう!」とおうものでした。
まずは、なぜ、ルールや法律があるのかを考えました。「誰もが安心して、安全な暮らしを守るため。」という大正解を発表した学年がありました。講師は、リメイク作品が絶賛放映中の『北○の拳』を例に、「もし、誰もが好き勝手なことばかりする。力の強い人、ずるい人など、一部の人だけが楽しく暮らせる世の中になったら困るよね。」だから、「全ての人が安心して暮らすために、たくさんのルールや法律があるんだよ。」と仰いました。
さて、非行防止教室の「非行」とは、そもそもどういう意味でしょう?社会には守るべきルールや決まりがあり、それを逸脱する行為は、「犯罪」です。20歳未満の犯罪行為を「非行」ということを教えてくださいました。だから、「非行防止教室」は、「犯罪防止教室」と言えるのです。
小中学生に最も多い非行は、窃盗です。「服や鞄に隠したりして、自分のものにしたら、お店を出なくても万引きなる」ということ、「窃盗に限らず、犯罪を手伝えば『共犯』となり、犯罪をするよう依頼したり唆したりすれば『教唆犯』となる」こと、「盗んだ物と知りながら、買ったり貰ったりすると、『盗品等有償(無償)譲り受け罪』となる」のです。
悪い行為は、何だかんだ都合のいい理由を付けて繰り返すようになり、次第に悪いことをしているという気持ちが薄くなという危険性があります。そして、他の犯罪でも悪いと思わなくなるのです。窃盗に暴力が加わって強盗罪や傷害罪と、どんどん大きな罪になっていくと、その代償も大きくなるということを学びました。「甘い誘惑に負けない強い心をもつことが大切!」なのです。
窃盗の次に多いのが暴力で、殴る、蹴る、石や物を投げるなどの「暴行罪」、その行為によって怪我をさせれば「傷害罪」となります。そんなことにならないよう、「イラッとしたら6秒がまん!!」と教えていただきました。イラッとしたときに、6秒間がまんすることで、気持ちが落ち着くので、暴力行為を抑制できるという方法です。「考える時間を作る」ということが冷静さを取り戻すににつながるのだということです。
暴力には、言葉の暴力やいじめといった、心に対する暴力も含まれます。うそや悪口を言ったり、SNSにアップしたり嫌がらせをしたりすると、「侮辱罪」「名誉毀損罪」に当たります。それらによって相手が病気になったら、「傷害罪」となります。「どんなやり方でも、人を傷付ける行いは、全て犯罪です。」と仰いました。
近年SNSがきっかで犯罪の被害にな遭う小中学生が増えています。SNSの被害で一番多いのは、「自撮り」による被害です。自撮り被害を防ぐには、たとえ相手が友達や恋人であっても「撮らない。撮らせない、送信しない!ということが大切です。また、18歳未満の下着や裸の画像は、撮らせたり、保存したり、要求したり、送ったりしたら犯罪になることも覚えておいてほしいということでした。
悪いことをしようとする人は、いい人の振りをしてみんなに近付いてきます。ゲームやアニメなど相手の好きな話をしたり、丁寧に話や悩みを聞いたり、落ち込んでいる時はすぐに慰めたり…これらは、「グルーミング(手なずけ)」と呼ばれ、信頼してもらうための行為なのです。ネットの中では「親切でいい人」「好きなことが同じ」「話も楽しいし、合う」だから信じられるのではありません。だから、「ゲームやSNSなどで知り合った人と会わない。/写真や動画は見せない。送らない。/名前や学校、住所など個人情報など、大切なことは話さない。」ことをしっかり心に留めておかないといけません。
中学生には、「闇バイト」の話もされました。SNSに掲載された「痩せるよ。」「楽しいゲーム」などの言葉に好奇心からタップして巻き込まれるケースがあります。一度手を出すと、個人情報を握られ、断ろうとすると「家に行く。」「家族に危害を加える。」などと脅され、抜けられなくなってしまうのです。そして、悲惨なのは、闇バイトの実行役は、使い捨てにされることです。「裏バイト」「高額」「即日即金」「○○するだけ」「運び(薬物や現金を運ぶ)」「受け(お金を受け取る)」「出し(お金をATMから引き出す)」「叩き(強盗)」「UD(受け子・出し子)」などのワードは要注意です。
だから、今後の幸せな人生のために知っておくべきことは、闇バイトは、「①必ず捕まる!」「②先輩・友達からの誘いでも応じない!」「③口座やスマホは、売らない!」「④外国に渡航すれば、二度と戻れなくなる!」「⑤今ならまだ引き返せる!」ということです。⑤については「家族の安全を脅かされても、即110番」だと言われました。それによって、「あなた」と周りの人を守ります!とのことでした。だから「引き返せる」のです。












鍋島スクールサポーター、大変分かりやすく大切なお話をしていただき、ありがとうございました。