5月19日(火)に、8年生が三和地域へ校外学習に出ました。15日(金)で京都の歴史や伝統を大切にしている気風をたっぷりと感じた8年生が、今度は、三和地域で大切にされていることを学び、その共通点や相違点を見つけるためです。
今回は、「その2」ということで、株式会社Seasonに続いて訪れた、リバース647かわい承学校での学びをレポートします。
かわい承学校では、地域おこし協力隊の飯室様と、里キャンプを管理されている上田様が迎えてくださいました。
飯室さんは、完成したばかりのピザ窯を披露してくださいました。24日(日)のイベントでお披露目となるとのことでした。耐火レンガ140個を一つずつ積み上げ、煙突や温度計を付けたこだわりの窯です。業者に頼むと100万円以上掛かっていただろうということでした。生徒たちは、興味深く窯を観察し、写真を撮っていました。






外には、ハンモックが吊り下げられていて、ここを訪れた人がくつろげるようになっていました。ハンモックの使用感を確かめる生徒、そして、それを撮影する生徒がいました。


美術大学の学生さんが描いたという、可愛らしい恐竜の壁画も記録しました。


体育館の中も見せていただけました。懐かしい肋木に上ったり、卓球をしたり、バスケットボールをしたりして、その使用感を確かめる(?)生徒がいました。



飯室さんに生徒から質問をしました。その一部を紹介します。
Q1「一年間の催し物を教えてください。」 → A1「毎月、リペアカフェを開いています。11月には、一番大きなイベントである『川合元気まつり』を開いています。そのほか、不定期でいろいろなイベントをしています。」
Q2「かわい承学校のよさ、知ってほしいところを教えてください。」 → A2「歴史ある川合小学校が、地域の人によって守られているところです。企業が入っていないので、制約が少なく、ほかでできない、面白いことができます。」
Q3「廃校をどんな思いで活用しようとしたのですか?」 → A3「『川合がいつまでも川合であるために』というスローガンの下、地元の人が運営を始めました。今では、私を含め、多くの人が関わっています。かわい承学校に関わる人をどんどん増やしたいという思いでやっています。」
続いて、上田様から、かわい承学校で捕れる昆虫についての話をしていただきました。椎茸農家の方から、栽培のための菌床として使っていた木を譲り受け、それを腐葉土にしてカブトムシやカナブンなどを育てておられるとのことでした。また、キャンプ場として利用されるかわい承学校では、夜、白いシーツを広げ、そこに明るいライトを当てていると、その光に誘われて、多くの甲虫が飛んでくるのだそうです。さらに、昔は、タガメやタイコウチ、ゲンゴロウなどの水生昆虫も多くいたという話を聞くと、昆虫が好きな生徒は、目を輝かせていました。



かつての「川合地域プール」が現在ビオトープとなっており、そこで水生生物を捕る体験をしました。まずは、上田さんのお手本。水中に張り出した植物の根の中に隠れていることが多いということでした。



実際にやってみました。網を草の根の部分やプールの水底に深く挿し、ゴネゴネ動かしてから引き上げていました。



すると、ヤゴやカエルが捕れ、大喜びの生徒たちでした。



水生生物に続いては、幼虫探しです。上田さんが、お手本を見せてくださいました。大きなカブトムシの幼虫が出てきて、歓声が上がりました。



今度は、代表の生徒が土を探ってみると、見事、カナブンとカブトムシの両方を見つけることができました。比較できるように、手に持ってもらいました。大きさの違いは、一目瞭然でした。



かわい承学校のキャンプ場は、リピーターが多いとのことでした。豊かな川合の自然と親しめて、しっかり遊べて、水生生物やカブトムシとも出会える環境がリピート率の高さにつながっているのではないでしょうか?
上田さんにも生徒から質問をしました。その一部を紹介します。
Q1「このキャンプ場のよさは、どんなことですか?」 → A1「これから、ホタルが見られる季節になります。夏にはキャンプができ、夜にライト・トラップでカブトムシやクワガタムシを捕ることができます。秋には芋掘りと、季節に合った遊びができるようにしていることです。」
Q2「私たちは、今後、かわい承学校のPR動画を作るのですが、PRしてほしいことは、ありますか?」 → A「ピザ窯に期待しているので、ピザ窯ですね。一度キャンプに来てくださった方が、今度は友達を連れてきてくださったりと、リピート率が高いの、これまで余りPRしてこなかったのです。」
Q3かわい承学校をどのように発展させていきたいですか?」 → A3「校舎内に飲食店ができるとよいですね。近くのふれあいセンターを「道の駅」にして、ここを賑やかにしたいです。」

飯室様、上田様、貴重なお話と体験活動をありがとうございました。かわい承学校に関わる皆様の思いが分かるとともに、三和の土地や建物の生かし方を学ぶことができ、大変有意義でした。