4年の三和創造学習では、今年度も養蚕について学んでいます。かつて三和で盛んに行われていたという養蚕。4年生は、実際に「お蚕さん」の世話をして、どのようにお蚕さんが育ち、糸を紡ぎ出すのかを学びます。
5月13日(水)に、吉田地域講師から、蚕の世話の仕方を教わりました。
蚕の食べ物である桑の葉は、三和地域の方から、ご厚意で分けていただいています。まずは、その葉の品定めを習いました。ポイントは、葉の水分量だとのことで、葉を取ったら、籠に入れてタオルを被せます。そして、葉の選定も大事で、シワシワで元気のない葉は、使わないようにすることも教えていただきました。



蚕は、恐ろしいほど桑の葉を食べ、そして、糞をします。ですから、飼育箱をきれいにして、新鮮な葉を供給することが大切です。
まずは、飼育箱の中身を敷物の新聞紙ごと外へ出し、新しく新聞紙を敷いていきます。蚕の食べっぷりに合わせて、新聞紙の枚数を2~3枚で調節します。
次に、蚕をきれいな新聞紙の上に移し替えます。蚕を強く握らないように注意しながら、かつ、1匹も残さないよう移し替えていきました。葉の表・裏を確認する、葉が落ちたらその周囲を必ず確認するなど、昔の人がいかに蚕を大切にしていたのかを知ることができた気がしました。



飼育箱の中に適度に散らして置いていくのがポイントです。子どもたちは、手際よく戻していきました。戻した途端、蚕たちは頭を高く持ち上げて、桑の葉を探すように頭を振っていました。本当に食欲旺盛で、強い生命力を感じました。



食べ尽くした葉や糞は、新聞紙でくるんで、中身と新聞紙に分けて捨てます。この時にも、蚕がいないかよく確認します。



蚕に新しい葉を被せていきますが、ある養蚕農家では、1枚1枚丁寧に蚕の目の前に葉を置いておられたとのことです。なぜでしょう?それは、1匹1匹の蚕に葉を行き渡らせるためだからです。
最後に、桑の葉で一杯になった新聞紙を元の巣箱に戻して、タオルで蓋をします。






…というのが、蚕の世話の仕方です。この一連の作業を昼休みにも行いました。蚕を直接触ることが難しい児童は、箸を使って世話をしました。ワイワイ言いながら作業をしていたので、他学年の児童生徒、先生方が見に来られました。5年生は、昨年度のことを思い出し、「懐かしい~。」と言っていました。






これからも、お蚕さんのお世話をしながら、しっかり学んでいってください!