青空学級「冬見つけ」

  1月9日(金)に、青空学級1・2組の児童が生活単元学習の一環で、冬見つけを行いました。ちょうど前日に降った雪がそこかしこに残っていて、冬を探すには持って来いの日でした。歩いて千束せんぞくの井ノ奥公園へ行き、年の初めということで大歳おおとし神社で初詣を行いました。屋根の雪に風情を感じました。

 千束の大歳神社は、延喜式内社である生野いくの神社 (上六人部の三俣みまた) を中心とする 「六人部七天神むとべしちてんじん」 の一つで、17世紀後半の建造と推定されています。その本殿は、一間社流造いっけんやしろながれづくりで造られています。「一間社流造」とは、正面の柱間が一つである流造をこう呼ぶのだそうです。では、「流造」とは何か?気になったので調べてみました。「流造」は、平入ひらいりで、正面入口に当たる屋根「前流れ」が長く延びた形式を言うのだそうです。それでは、「平入」とは?これも気になったので調べてみました。「平入」は、屋根の棟に対して直角に切り下ろした側を「妻」、棟と並行する側を「ひら」とした場合に、建物の出入口が「平」にあるものを指すのだそうです。

 以上をまとめると、千束の大歳神社は、下の絵のようになります。下手な絵で済みません…。

 公園で雪合戦をしたり雪だるまを作ったりして、歓声を上げる子どもたちでした。小川にアメンボが泳いでいるのを発見し、興味深く観察する子もいました。

 雪遊びを終えて、「千束の化け物退治」のモニュメントを見ました。そこには、次のような物語が彫られていました。

「むかし、千束の山には鬼牛おにうしという怪物が住んでいて、村人をしばしばおそっていました。この怪物を退治するため久作きゅうさくという男が刀鍛冶かたなかじに頼んで刀を作ってもらいました。その間、千日もの間毎日しばを一束ずつ届けました。その甲斐あって立派な刀ができあがり、その刀は久作の運んだ千束の柴にちなんで『千束丸せんぞくまる』と名づけられました。

千束丸をえた久作は、鬼牛退治の機会をうかがっていましたが、ある朝目がさめると千束丸の刀身が消え、鞘だけが残っていました。その後村人が、血まみれになって倒れている鬼牛を見つけました。なんとその胸には千束丸が突きささっていました。

村人は久作の思いが神仏に通じたのだとほめたたえました。」

 すでに三和創造学習などで紙芝居を読み聞かせてもらっていて、ほとんどの子どもたちがこの話を知っていました。

 日本の伝統的な新年の過ごし方や雪遊びを体験し、最後は、三和町に伝わる民話にも触れることができ、大変有意義な校外学習となりました。

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