新生徒会役員の初仕事 書き損じはがき回収ボックス設置

 12月24日(水)の放課後、新生徒会役員の初仕事として、三和支所、三和こども園に書き損じはがき回収ボックスを設置しました。

 この取組は、「ユネスコの『世界寺子屋運動』に協力することを通して、世界の現状に目を向けるとともに、世界の諸問題に対して自分ができる援助を考え行動する機会とする。」という目的で行っています。三和学園生徒会は、ユネスコ「世界寺子屋運動」の「書き損じハガキ・キャンペーン」に参加しているのです。ユネスコで回収されたはがきは、募金に換えられ、世界寺子屋運動に使われます。

 ユネスコの「世界寺子屋運動」とは、基本的人権として誰もが教育の機会を得て、貧困のサイクルを断ち切り自ら考えて行動を起こしていけるように、平成元(1989)年から続けられている活動です。寺子屋は、年齢、宗教、性別にかかわらず、全ての人が公平に学べる場として、海外ではCommunityコミュニティ Learningラーニング Centerセンター (CLC) と呼ばれています。コミュニティの拠点として、地域の人々が自身で運営し、基礎教育や職業訓練の場として、また、図書館、地域のお祭り会場、互助やボランティア活動、文化交流拠点として、多様な役割を果たしているのだそうです。運動は、非識字者や貧困層の人たちが多いアジアで主に展開されていて、これまでに44か国1地域で540の寺子屋が建設され、135万人以上に教育の機会が提供されたそうです。

 新生徒会役員は、徒歩又は自転車で各施設を訪問し、書き損じはがき回収の目的を伝えて回収ボックスの設置をお願いしました。快く設置をお世話になりました。ありがとうございました。

 また、三和支所では、生徒会本部役員による、書き損じはがき回収をお願いする町内無線放送の録音もさせていただきました。近く放送されることと思います。お聞き逃しなく!

 三和支所、三和こども園のほかに、三和荘、三和郵便局、細見郵便局、丹波大原郵便局にも、担当教員が書き損じはがき回収ボックスを設置させていただきました。ありがとうございました。

 1月下旬まで回収ボックスを置かせていただきます。地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。

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