ぶっくぶくの皆様による読み聞かせスペシャル第2弾「冬のおはなし会」

   12月11日(木)は、ぶっくぶくの皆様による、学期末読み聞かせスペシャル第2弾「冬のおはなし会」でした。4冊の本の読み聞かせとクイズという、盛りだくさんの内容でした。

 最初は、熊が登場する大きな絵本『もりもりくまさん』でした。リズム感を感じる絵本で、くまさんの一日が進んでいきます。各見開きページの最後に、「わお!」という決め台詞があり、それをみんなで唱和しながら楽しい時間を過ごすことができました。

 2冊目は、絵本『ぼくだけのこと』でした。主人公の「ようた」は、家族の中でいつも蚊にさされ、仲良し6人組の中で一人だけ逆立ち歩きができ、452人いる学校の児童で一人だけ運動会で貧血で倒れ、町内で隣の家の犬に吠えられない。これらは、みんな「ぼくだけのこと」。ようたに自分を重ね合わせ、自分が愛おしく思える1冊でした。

続いて、不思議な「レストランクイズ」でした。16個のメニューの中から、児童が選んだ「好きな物」をぶっくぶくさんが当てるというクイズです。百発百中で当てていかれるので、会場から拍手が起こっていました。

 最後の2冊は、来年の干支である馬が登場する話でした。まずは、『うまはかける』という絵本でした。「駈ける」「掛ける」「欠ける」などなど、言葉遊びが巧みな絵本で、子どもたちは、とても楽しんでいました。

 本日の最後は、紙芝居『きんいろのうま』でした。「ごさく」という男の元に貧乏神が現れ、お礼をしてやると言うので付いていきます。宝物を積んだ金色の馬や銀色の馬を捕まえろと言われますが、ごさくは失敗します。しかし、最後にやってきた、暮らしに役立つ物を積んだ鉛色の馬を捕まえて帰ります。次の日から……とても面白く、人として大切にしなければいけないことも分かるお話でした。

 会の終わりには、6年代表児童から、「私は、リズムに乗りながらみんなで声を出したりするのが楽しかったです。また、『レストランクイズ』で、何で児童が選んだものが当てられるのか考えるのが面白かったです。」という感想を述べ、児童全員で「ありがとうございました。」とお礼を伝えました。

 ぶっくぶくの皆様、楽しい時間をありがとうございました。また来学期もよろしくお願いします。

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